ドイツのドレスデンに貯蔵される作品が、神戸にやってきました。
今回の目玉は、大抵の人がそうだと思うけど、フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」と、レンブラントの「ガニュメデスの誘拐」。でも、この手の展覧会独特のざわざわとした雰囲気の中で見るのはやはり落ち着かず、あまり感慨みたいのはなかったです・・・。人数が多いのはしょうがないけど、やっぱり、‘薀蓄系’だの‘人より良い意見を言わないと気が済まない系’だの、頼むから絵の前ではやらないでね、という感じ。
ただ、「ガニュメデスの誘拐」の前で「あ、おしっこもらしてる、わっはっは」と言ってる人がいて、これはBBも笑ってしまいましたが(笑)
ドイツのドレスデンとは言っても、あまりドイツ独自の作品はなく、イタリアやフランス、オランダなどの隣接国から集めた美術品ばかり。日本の伊万里焼もかなり流行したらしく、展示されてました。この伊万里焼や中国の焼き物などの模倣から始まり、マイセンというドイツのオリジナリティを作り上げたそう。
いつも思うのが、元はただの「物真似が得意」だったところが、めきめきとその器用さと勤勉さで独自の文化を作り上げてのしあがったのがドイツと日本なわけで、こういうとこが嫌われる所以なんだろうなーと。ドイツには同じものを感じずにはいられないわけです。
というわけで、その「ドイツのものはごく僅か」なドレスデン展でしたが、あたしが意外と面白かったのが、いろんな国の武器。トルコの剣から始まって、イタリアの鎖帷子だの、わーロード・オブ・ザ・リングみたい! とワクワクしつつ、すごかったのがフランスで、ダイヤの装身具セット。
剣の柄だの帽子止めだの靴下止めだの、全てダイヤ・ダイヤ・ダイヤ。まあ、いくらなんでも高官だのの位置の人が身につけたんだろうけど、見た目ばっかりで絶対勝つ気なかったろうなーフランス、と思うわけです(笑)
その点、日本刀というのは無骨なまでに実用一点張りというか、それなりに銘柄によっての飾りはあるものの、あくまで「人を殺すために作られた」というギラギラしたものを感じるのね。この展覧会には展示されてなかったけど。
そんなところで、楽しんでみました。
今回の目玉は、大抵の人がそうだと思うけど、フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」と、レンブラントの「ガニュメデスの誘拐」。でも、この手の展覧会独特のざわざわとした雰囲気の中で見るのはやはり落ち着かず、あまり感慨みたいのはなかったです・・・。人数が多いのはしょうがないけど、やっぱり、‘薀蓄系’だの‘人より良い意見を言わないと気が済まない系’だの、頼むから絵の前ではやらないでね、という感じ。
ただ、「ガニュメデスの誘拐」の前で「あ、おしっこもらしてる、わっはっは」と言ってる人がいて、これはBBも笑ってしまいましたが(笑)
ドイツのドレスデンとは言っても、あまりドイツ独自の作品はなく、イタリアやフランス、オランダなどの隣接国から集めた美術品ばかり。日本の伊万里焼もかなり流行したらしく、展示されてました。この伊万里焼や中国の焼き物などの模倣から始まり、マイセンというドイツのオリジナリティを作り上げたそう。
いつも思うのが、元はただの「物真似が得意」だったところが、めきめきとその器用さと勤勉さで独自の文化を作り上げてのしあがったのがドイツと日本なわけで、こういうとこが嫌われる所以なんだろうなーと。ドイツには同じものを感じずにはいられないわけです。
というわけで、その「ドイツのものはごく僅か」なドレスデン展でしたが、あたしが意外と面白かったのが、いろんな国の武器。トルコの剣から始まって、イタリアの鎖帷子だの、わーロード・オブ・ザ・リングみたい! とワクワクしつつ、すごかったのがフランスで、ダイヤの装身具セット。
剣の柄だの帽子止めだの靴下止めだの、全てダイヤ・ダイヤ・ダイヤ。まあ、いくらなんでも高官だのの位置の人が身につけたんだろうけど、見た目ばっかりで絶対勝つ気なかったろうなーフランス、と思うわけです(笑)
その点、日本刀というのは無骨なまでに実用一点張りというか、それなりに銘柄によっての飾りはあるものの、あくまで「人を殺すために作られた」というギラギラしたものを感じるのね。この展覧会には展示されてなかったけど。
そんなところで、楽しんでみました。
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by bigblue909
| 2005-05-04 12:56
| エンタメ