先日、奈良の山の辺の道13kmを歩いてきました。
ここはもともといくつかの神社とお寺を見たいなと思ったんだけど、ガイドブックに歩いてみようみたいな記事があったので、じゃあやってみるかと安易に思ったのが始まり。本当は桜井駅~天理駅までの16kmのコースなんだけど、桜井手前の三輪駅までの13kmにしようと決めた。
で、天理側からのコースを辿る人も多いらしいので私もそうしようと思い、早起きして電車に揺られること2時間弱、10時20分に天理駅に降り立つ。駅で山の辺の道の詳しい地図をもらった。ここは天理教の総本部だけあり、すごく独特な町。本当に天理一色という感じで、道行く人も背中に「天理教」と書いてある半被を着てる人が多いし、商店街にも宗教関連のグッズ屋さんがたくさん。本部のお寺は「!!」というぐらい大きいし、何より遠くに見える天理大学らしき建物が圧巻。ものすごい立派さ&威圧感。なんとなく日本と言うより中国を思わせる規模と雰囲気で、あれはすごかったなあ。
そんなで1km歩くと最初の神社、石上神宮→へ到着。ここは蘇我・物部辺りの本を読んでるとよく出てくるよね。さくさくっと参拝を済ませ、元気に先を目指す。3kmぐらいのとこでゆるい上り坂がほんの少し続き、たったこれだけなのに息があがって汗をだらだらと流す。時間的にお昼前ぐらいだったからか、この時が一番暑かった。
事前に行ってきた人の体験記を検索して読んだところでは、「食事するところがたくさんあるから心配いらない」と書いてあったから安心しておやつを少ししか持ってこなかったのに、たまにあるのは飲み物とデザートを出すような店で、腹減った・・・と少し焦りだす。やっとにゅうめんと蕎麦を出すところをみつけた。民家の庭にテーブルを置いた店で、味は、うーん、いまいちだったけどw、他のお客さんと世間話をしながら食べて楽しかった。今回一番の反省点はこれで、他の食事処も大抵麺なので、それではやっぱりお腹がすくから、あとで休憩に食べる軽食(おにぎりやパン)は必携だと思う。
再び歩き出す。環濠集落を通過。むかし濠をめぐらせて自己防衛した名残だそうで、うっかりしてると落ちそうな濠が道の脇にあって、とっても良い感じ。この時期はあちこちの無人直売所で柿を売っていて、5・6個で100円という安さに、うわあ帰る直前に絶対買うぞとテンションがあがる。
そしたら6km地点だったろうか、柿の果樹園のおじちゃんに「柿食うか?」と呼び止められる。耳をそばだてないと聴こえないぐらい、ポツポツと小声で恥ずかしそうに話すおじちゃんで、写真におさめたくなるぐらい優しそうな顔をしていた。6個ついた枝ごとくれて、枝から外すと渋柿になるからこのまま持っていけという。嬉しくて何度もお礼を言ってまた歩き出す。
でも枝ごとなので泥棒してきたみたいで人と会うとじろじろ見られるし、重いし、どうしよ・・・と思ったんだけど、エコバッグを持ってきたことを思い出し、これに入れてからリュックに収めて背負う。おお、全然重くない!と感動。このリュックも奈良用にずいぶん前に買ったけど、しばらく奈良に来なかったので、ようやく日の目を見たもの。背負うってすごいなと身をもって知った。結局この柿は、家に帰って自分で渋抜きしてから食べた。おいしかった♪
そして長岳寺到着→ここで7.5kmぐらい。入り口で拝観料¥350と言われてお金を出してたら、40代の夫婦が来て「うっわあ!」とイヤな顔をして行ってしまった。他人のことだからどうでも良いんだけど、¥350て拝観料としてはすごく良心的だし(京都はどれだけとるか!)、あんな山奥まで延々歩いて何も見ずに帰るって、すごくもったいないと思うんだけどな。興味がない人はそんなもんなんだろうか。
入るとこのお寺にはやたらと猫がいて、触ろうとしたら逃げた。敷地は狭いんだけど、小高い山の上に石に仏像が彫ってあるものがあったりして、このお寺の中だけでもかなりアスレチック気分だった。いやあ、楽しい楽しい。
と思いつつ、なんだかすごく長くなってきて、誰が読むんだという感じだけどblogは私の自己満足の場所なのでまだまだ書く。後半に続く。
ここはもともといくつかの神社とお寺を見たいなと思ったんだけど、ガイドブックに歩いてみようみたいな記事があったので、じゃあやってみるかと安易に思ったのが始まり。本当は桜井駅~天理駅までの16kmのコースなんだけど、桜井手前の三輪駅までの13kmにしようと決めた。
で、天理側からのコースを辿る人も多いらしいので私もそうしようと思い、早起きして電車に揺られること2時間弱、10時20分に天理駅に降り立つ。駅で山の辺の道の詳しい地図をもらった。ここは天理教の総本部だけあり、すごく独特な町。本当に天理一色という感じで、道行く人も背中に「天理教」と書いてある半被を着てる人が多いし、商店街にも宗教関連のグッズ屋さんがたくさん。本部のお寺は「!!」というぐらい大きいし、何より遠くに見える天理大学らしき建物が圧巻。ものすごい立派さ&威圧感。なんとなく日本と言うより中国を思わせる規模と雰囲気で、あれはすごかったなあ。
そんなで1km歩くと最初の神社、石上神宮→へ到着。ここは蘇我・物部辺りの本を読んでるとよく出てくるよね。さくさくっと参拝を済ませ、元気に先を目指す。3kmぐらいのとこでゆるい上り坂がほんの少し続き、たったこれだけなのに息があがって汗をだらだらと流す。時間的にお昼前ぐらいだったからか、この時が一番暑かった。
事前に行ってきた人の体験記を検索して読んだところでは、「食事するところがたくさんあるから心配いらない」と書いてあったから安心しておやつを少ししか持ってこなかったのに、たまにあるのは飲み物とデザートを出すような店で、腹減った・・・と少し焦りだす。やっとにゅうめんと蕎麦を出すところをみつけた。民家の庭にテーブルを置いた店で、味は、うーん、いまいちだったけどw、他のお客さんと世間話をしながら食べて楽しかった。今回一番の反省点はこれで、他の食事処も大抵麺なので、それではやっぱりお腹がすくから、あとで休憩に食べる軽食(おにぎりやパン)は必携だと思う。
再び歩き出す。環濠集落を通過。むかし濠をめぐらせて自己防衛した名残だそうで、うっかりしてると落ちそうな濠が道の脇にあって、とっても良い感じ。この時期はあちこちの無人直売所で柿を売っていて、5・6個で100円という安さに、うわあ帰る直前に絶対買うぞとテンションがあがる。
そしたら6km地点だったろうか、柿の果樹園のおじちゃんに「柿食うか?」と呼び止められる。耳をそばだてないと聴こえないぐらい、ポツポツと小声で恥ずかしそうに話すおじちゃんで、写真におさめたくなるぐらい優しそうな顔をしていた。6個ついた枝ごとくれて、枝から外すと渋柿になるからこのまま持っていけという。嬉しくて何度もお礼を言ってまた歩き出す。
でも枝ごとなので泥棒してきたみたいで人と会うとじろじろ見られるし、重いし、どうしよ・・・と思ったんだけど、エコバッグを持ってきたことを思い出し、これに入れてからリュックに収めて背負う。おお、全然重くない!と感動。このリュックも奈良用にずいぶん前に買ったけど、しばらく奈良に来なかったので、ようやく日の目を見たもの。背負うってすごいなと身をもって知った。結局この柿は、家に帰って自分で渋抜きしてから食べた。おいしかった♪
そして長岳寺到着→ここで7.5kmぐらい。入り口で拝観料¥350と言われてお金を出してたら、40代の夫婦が来て「うっわあ!」とイヤな顔をして行ってしまった。他人のことだからどうでも良いんだけど、¥350て拝観料としてはすごく良心的だし(京都はどれだけとるか!)、あんな山奥まで延々歩いて何も見ずに帰るって、すごくもったいないと思うんだけどな。興味がない人はそんなもんなんだろうか。
入るとこのお寺にはやたらと猫がいて、触ろうとしたら逃げた。敷地は狭いんだけど、小高い山の上に石に仏像が彫ってあるものがあったりして、このお寺の中だけでもかなりアスレチック気分だった。いやあ、楽しい楽しい。
と思いつつ、なんだかすごく長くなってきて、誰が読むんだという感じだけどblogは私の自己満足の場所なのでまだまだ書く。後半に続く。
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by bigblue909
| 2012-11-12 21:04
| エンタメ