イルカが愛を確かめにくる、青い海の底の日常生活

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山の辺の道を歩く旅 後編

a0031041_21391055.jpgさて、山の辺の道。
長岳寺を出たあと、天理駅でもらった地図に「この辺り景色満点」と書いてあるポイントにくる。うわあホントだねと写真を撮ったんだけど、森だと思って写したのは祟神天皇陵だったみたい→
この8km地点(天理と桜井で言えばちょうど真ん中)の道は、日本の原風景という感じで本当に良かった。一応MP3を持ってきてはいたけど、そんなので音楽なんか(と敢えて言う)聴いてしまったら、むしろ耳汚しだ。風がそよそよさわさわとなる音こそ自然の奏でる音楽、聴かなきゃ絶対もったいない。

そんな徒歩の旅だけど、さすがに10kmを超した辺りからしんどくなってきた。疲れたとかどこか痛いとかではないんだけど、車にチラチラ目が行くし、予想よりも時間がかかって焦る。地図でここを端折って近道できるんじゃない?とか考えて、通り抜けられず引き返して余計に時間を費やしたりもした。文字通り急がば回れという感じで・・・。そんなわけで11.5km地点の桧原神社付近が一番キツかった。しかも道はますます細く・わかりにくくなり、だいぶ山奥まで入ってから「立ち入り禁止」の看板を見て、もっと早く言ってよ!と泣きたくなったり。
そしてあと200m、もうちょっとだ!とにわか元気が出て目指した三輪神社も、肝心なとこで道を失い、味もそっけもない大きな道に出て、あれこれする間に三輪駅に着いてしまった。天理から歩いて失敗した・・・と思ったことは、道のあちこちにある表示が桜井方面からのものなので常に反対に見なければいけなかったこと。
a0031041_2143994.jpg最後の失敗で、もう三輪神社まで戻る気になれずにそのまま電車に乗ることにした。残念だけどしょうがない。でもこの三輪駅、隣りの桜井駅で乗り換えするため一駅分だけなのに、田舎なのか1時間に2本しかなく、しかも行ってしまったばかりのタイミングでガックリ。時間を潰すのに駅前商店街を見てみたら、私が無人直売所で買ってきた銀杏・干し唐辛子・そうめんふしなどが全て倍で売っててビックリ。この無人直売所巡りは本当に楽しかったのでまたやりたい。

と、ここまでで全工程ちょうど5時間の旅だった。帰りは乗り継ぎの関係で3時間以上かかってしまい、ああ、やっぱり近いようで遠い奈良・・・と思ったんだけど、なぜだか奈良って本当に嵌るのだ。京都もそりゃあ良いけど、ここまでマニアな感じはないというか。
後日職場で休憩時間に同僚に「山の辺の道に行ってきた」という話をしたら、「私も学生の時は奈良によく行った」と言い、「もしかして梅原猛さんとか読んだ?」と訊いてきたので、「読みました! 隠された十字架!」「聖徳太子!」と言って二人で興奮したw やっぱりそれを読んで法隆寺に行ったそうだ。柿本人麻呂を描いた「水底の歌」も良いよと聞いたので、近いうちに早速読もうと思う。

写真は三輪駅にて撮影したJRの車両↓ 万葉バージョン? こんなのもあるのね。小洒落ているわ。もう一週間以上も前なのに、いまだに楽しかった・・・と夢心地。ここには書いてない細かい神社やお寺もたくさん見た。歩いた先にご褒美のように神社仏閣があるのが本当に面白かった。春にもまた行ってみたい。花がたくさん咲く頃に。a0031041_21413431.jpgその時は桜井側から、行き逃した三輪神社もちゃんと寄って、今度は16km制覇したい。とにかく老いも若きも、すれ違う度に「こんにちは」と声を掛け合う徒歩の旅は、昔の日本がみっちりと残っていた。「詳細地図で歩きたい奈良」という本を買ったんだけど、他にも飛鳥とかまだまだコースがあるみたいなので、春と秋はひたすら歩くと決めた。
というわけで最近アウトドアファッション研究中。ゆくゆくは六甲山のゆるい登山コースとかも行ってみたいな。なんつって、この山の辺の道の翌日の私の筋肉痛ときたら笑えるぐらいすごかった。立ち仕事で足腰はだいぶ鍛えられたけど、こういうのはまた別物なのね。でも仕事の筋肉痛じゃなくて運動での痛みってこんなに気持ち良いんだなって、なんか本当に開眼したようなプチ旅行で、こんなとりとめもないことを忘れないうちに書き留めておきたいと思ってしまったんですよねえ。
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by bigblue909 | 2012-11-14 21:52 | エンタメ

山の辺の道を歩く旅 前編

先日、奈良の山の辺の道13kmを歩いてきました。
ここはもともといくつかの神社とお寺を見たいなと思ったんだけど、ガイドブックに歩いてみようみたいな記事があったので、じゃあやってみるかと安易に思ったのが始まり。本当は桜井駅~天理駅までの16kmのコースなんだけど、桜井手前の三輪駅までの13kmにしようと決めた。
で、天理側からのコースを辿る人も多いらしいので私もそうしようと思い、早起きして電車に揺られること2時間弱、10時20分に天理駅に降り立つ。駅で山の辺の道の詳しい地図をもらった。ここは天理教の総本部だけあり、すごく独特な町。本当に天理一色という感じで、道行く人も背中に「天理教」と書いてある半被を着てる人が多いし、商店街にも宗教関連のグッズ屋さんがたくさん。a0031041_1626193.jpg本部のお寺は「!!」というぐらい大きいし、何より遠くに見える天理大学らしき建物が圧巻。ものすごい立派さ&威圧感。なんとなく日本と言うより中国を思わせる規模と雰囲気で、あれはすごかったなあ。

そんなで1km歩くと最初の神社、石上神宮→へ到着。ここは蘇我・物部辺りの本を読んでるとよく出てくるよね。さくさくっと参拝を済ませ、元気に先を目指す。3kmぐらいのとこでゆるい上り坂がほんの少し続き、たったこれだけなのに息があがって汗をだらだらと流す。時間的にお昼前ぐらいだったからか、この時が一番暑かった。
事前に行ってきた人の体験記を検索して読んだところでは、「食事するところがたくさんあるから心配いらない」と書いてあったから安心しておやつを少ししか持ってこなかったのに、たまにあるのは飲み物とデザートをa0031041_16261773.jpg出すような店で、腹減った・・・と少し焦りだす。やっとにゅうめんと蕎麦を出すところをみつけた。民家の庭にテーブルを置いた店で、味は、うーん、いまいちだったけどw、他のお客さんと世間話をしながら食べて楽しかった。今回一番の反省点はこれで、他の食事処も大抵麺なので、それではやっぱりお腹がすくから、あとで休憩に食べる軽食(おにぎりやパン)は必携だと思う。

再び歩き出す。環濠集落を通過。むかし濠をめぐらせて自己防衛した名残だそうで、うっかりしてると落ちそうな濠が道の脇にあって、とっても良い感じ。この時期はあちこちの無人直売所で柿を売っていて、5・6個で100円という安さに、うわあ帰る直前に絶対買うぞとテンションがあがる。
そしたら6km地点だったろうか、柿の果樹園のおじちゃんに「柿食うか?」と呼び止められる。耳をそばだてないと聴こえないぐらい、ポツポツと小声で恥ずかしそうに話すおじちゃんで、写真におさめたくなるぐらい優しそうな顔をしていた。6個ついた枝ごとくれて、枝から外すと渋柿になるからこのまま持っていけという。嬉しくて何度もお礼を言ってまた歩き出す。
でも枝ごとなので泥棒してきたみたいで人と会うとじろじろ見られるし、重いし、どうしよ・・・と思ったんだけど、エコバッグを持ってきたことを思い出し、これに入れてからリュックに収めて背負う。おお、全然重くない!と感動。このリュックも奈良用にずいぶん前に買ったけど、しばらく奈良に来なかったので、ようやく日の目を見たもの。背負うってすごいなと身をもって知った。結局この柿は、家に帰って自分で渋抜きしてから食べた。おいしかった♪
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そして長岳寺到着→ここで7.5kmぐらい。入り口で拝観料¥350と言われてお金を出してたら、40代の夫婦が来て「うっわあ!」とイヤな顔をして行ってしまった。他人のことだからどうでも良いんだけど、¥350て拝観料としてはすごく良心的だし(京都はどれだけとるか!)、あんな山奥まで延々歩いて何も見ずに帰るって、すごくもったいないと思うんだけどな。興味がない人はそんなもんなんだろうか。
入るとこのお寺にはやたらと猫がいて、触ろうとしたら逃げた。敷地は狭いんだけど、小高い山の上に石に仏像が彫ってあるものがあったりして、このお寺の中だけでもかなりアスレチック気分だった。いやあ、楽しい楽しい。

と思いつつ、なんだかすごく長くなってきて、誰が読むんだという感じだけどblogは私の自己満足の場所なのでまだまだ書く。後半に続く。
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by bigblue909 | 2012-11-12 21:04 | エンタメ

禅と東寺と輪違屋

昨日、京都の花園大学で、福島在住の住職であり芥川賞作家の玄侑宗久さんの講義があり、一般公開もしていたので行ってきました。
玄侑さんの名前は、東日本大震災関連の本を探す中でよく目にするようになって、福島出身ということで興味を持って。著書が多いのでまだ「無常という力 方丈記に学ぶ心の在り方」と「しあわせる力」の二冊しか読んでないんだけど、公式HPをチェックして、関西で講演がある時は絶対行こうと思ってた。
花園大学は禅の研究に力を入れているらしく、これもその授業の一環。なので最初に般若心経を唱えて、椅子に座ったまま数分間座禅をした。「慣れない方はゆっくり10まで数えて」と言われたんだけど、うっかり20まで数えたり、昼前という時間もあってあちこちから聞こえるお腹の音が気になってしょうがなかった、雑念だらけの私w これで単位をとる少数の学生以外はやっぱり一般の年配の方が多く、僧侶らしき方も何人か。
いよいよ玄侑さん登場で、「‘私’という病」というお題でお話された。僧侶だけど化学を例にとることが多く、やっぱりすごく面白くてためになった。西洋では‘我’を持たないと認められないけど、東洋、とりわけ日本では持たない方が好まれる‘我’・・・という始まりだったんだけど、これは英会話をやってるとものすごく感じる。とにかく「I」で始まる文章で自分を語らないとダメというか。日本人だけの英語サークルでも、英語で話すとみんな「I、I!」と言い出すから、英語うんぬん以上に「自分は何者か」を考えておかないといけないという。日本語で話すとそうじゃないのにね。

我は持たないとラクらしい、というのはここ数年自分でも気がつき始めて、でもなかなか手放せないのでまずは一番簡単な物への執着を無くすことから始めたんだけど、極端な話、物事の好き嫌いさえもなくなったら本当に心穏やかになるんだろうなと思う。そういうのをなくしたくていろんな本を読んでみたけど、やっぱり私はキリスト教に始まる西洋の教えはどうも心に響かなくて。でも仏教系の本を読んでると、ものすごく納得できるものが多く、特別に何かしなくても、心構えとして使うのはできると。宗教ってもともとそういうものだと思うし。前から寺や仏像好きなのもあったので、本を読むことも増えていった。
でもまあ、少しずつそんな勉強を始めても、ご覧のとおり(?)ちっとも良い人間じゃないんだけど、佐渡さんを勝手に私のクラシックのお師匠にしたように、しばらく玄侑さんの著書を追いかけてみようと思う。英語や韓国語と同じように、生涯学習にできたら良いなと思う。
a0031041_21124057.jpgこの一般公開の禅の講座は花園大学で毎週月曜日にやってるらしい。まあ玄侑さんは客員教授なので昨日だけなんだけど。なんだかすっかり気にいってしまい、HPで学費とか調べちゃった。宝くじが当たったら、頑張って入学するのにな、一生懸命勉強するけどなと夢みてしまった。うん、まずは宝くじ買お(笑)

終わってから丹波口で下車、島原の輪違屋を見に行く。土方歳三の愛人、糸里がいた置屋だ。写真のとおり、けっこうフツーw 建物が残ってるだけなので特に見るものはないんだけど、少し行くと輪違屋のライバル置屋、角屋もあった。輪違屋よりも立派だけど、こちらはガイドブックなどにも載ってない。近くに心躍る和カフェがあるような界隈ではなかったので、「誠の湯」というこれまた新撰組にあやかったお風呂屋さんのレストランで天蕎麦を食べた。月曜の昼下がりにカメラを持っていかにも観光やる気満々なのは私だけだったのでちょっと恥ずかしかった。
そのまま徒歩で梅小路公園を突き抜け、東寺に行った。京都駅から近いせいか逆になかなか行けなかったお寺。ガイドブックによく載っている、立派な仏像群がおられまして、良いもの見せていただきましたわ。
やっぱ京都は良い。行くと心が洗われるなあ。もっと頻繁に来よう。なんならその度にあの講義を聴いても良い。来月は久しぶりに奈良に行こう。寒くなる前にね。
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by bigblue909 | 2012-10-16 21:13 | エンタメ

大好き奈良

先週の火曜日、奈良に行って来ました。今回はいつもとは違って阪神電車で。行きたい場所が阪神の駅から徒歩圏内なので、レンタサイクルを使わず回ろうと思ったから。三宮でJRから乗り換えた時に偶然知ったんだけど、今月から来年の4月まで1年間、スルーパスを発行してるらしく、いろんな観光地のクーポンがついた小冊子までついててこれはすごくありがたかった。奈良行きの直行電車が1時間に3本あるので、それさえ間違えず乗れば乗り換えなしでラク。a0031041_20524563.jpg
今回、ランチは近鉄奈良駅近くのベトナム料理屋「コムゴン」でと決めてた。前に見かけていいなと思ったんだけど、開店前で入れなかったとこ。ネットで開店時間を調べておいて、それ以降に着くように逆算して家を出た。
バインカンランチというのを頼んだんだけど、安い・美味い・お腹いっぱいの三拍子で、今まで奈良では食べ物屋さんはどこに入ってもガッカリな感じだったので、これはすごく良かった。レジのとこに蓮茶も売ってたので一緒に買ったんだけど、三宮のベトナム料理店で売ってるものと同じなのに半額ぐらいだった。

満腹になったとこで、徒歩で興福寺へゴー。今日こそ阿修羅像を見るのだ。ガイドブックのお薦めどおり、ちゃんと大通りの方からではなくて猿沢池の方からグルリと回って景観を楽しんでから入った。a0031041_2053977.jpg桜がポツポツ咲いてたんだけど、あと2日ぐらい経てばきっと満開だったんだけどまあこれはしょうがないですね。
東金堂でお祈りしてからいよいよ国宝館へ。雑誌やら何やらで見かける日本の代表的な仏像がここにはたくさんあって、やっと見れた!という感じ。ところが私、コンタクトも眼鏡も忘れてしまったの(泣) こういう天気が良い日の屋外は裸眼でもコンタクトをつけてるのと変わらないぐらい綺麗に見えるんだけど、薄暗い屋内は全然ダメ。しかもこの国宝館、ライトがものすごく薄暗くあたってるので、眼鏡ありでもはっきりとは見えにくいと思う。なんにしても、またそのうち見に行こうと思う。今まで奈良京都で見た仏像では、この国宝館と平等院鳳凰堂、そして三十三間堂が質・量揃ってて何度でも見に行きたい感じだ。
そして南円堂のお手水のとこで、持参した天然石を全部水につけて清めた。いつも私の煩悩と悪しき思いにさらされたっぷり穢れを受けている天然石たち、さぞや気持ち良かったと思う(笑)

そして近鉄奈良駅から大和西大寺駅に行き、平城宮跡へ。私のイメージでは駅前から賑わっててようこそ!という感じなのかと思いきや、普通の商店街があるだけで案内もなにもなく、あれ?!という感じ(まあ、奈良って大体そんななんだけど)。なので地図を頼りに歩いて行くと、近づいてるはずなのに一向に盛り上がる気配がなく、不安になってきて道行く人に訊いてみたら「多分すぐそこだa0031041_20533265.jpgよ」と指をさす。え、多分て地元の人も知らないの? あんなにニュースでやってたのに・・・と、言われたとおりすぐそこが敷地内だった。
でも入ってみて納得。まだ建物がひとつと門があるだけで、ガランとしてる。これからいろいろできるらしいけど、観光するには時期尚早という感じ。しかも去年の夏にお披露目した時、見に行った人達が炎天下で何時間も待ってぐったりしてたけど、さぞや暑かったろうと想像できる。本当に日陰になるものがなにもなくて、やたらと広くて延々歩く。4月上旬でも歩いてて上着を脱いでぜーぜーしたぐらい暑かった。
そしてこの時代は中国や朝鮮の模倣文化だったからしょうがないけど、平城宮も韓国で見れるような大きいばかりでガランとした何もないもので、日本らしさがまだまだ確立できてないものを再現した感じでがっかり。きちんとした見所ができる頃、あと10年後ぐらいに来た方が面白いかもしれないと思った。

そんなわけで、予定よりもものすごく早く終わってしまって帰ったんだけど、JRでの奈良の旅は二人がけの席に個室感覚で座り、買ってきたジュースとお菓子をちびちびし、田舎の風景を見ながらゆっくり本を読むのが楽しみのひとつでいかにも大人の修学旅行という感じだったのに、この阪神電車はずっと都会を走っててガッカリ。座席も普通の通勤電車、人が大勢乗り降りし、大阪では地下にもぐり、ただの交通手段に80分乗って疲れただけという感じ。でもまあJRより安いし、今後は行き先によって使い分けようと思う。
私としては有名どころは結構行ってしまって、まだまだ行きたい所はたくさんあるんだけど、あとは町外れや車がないと行けないところ、泊まりじゃないとダメなとことか。でも京都は誰かとワイワイという感じだけど、奈良はやっぱり一人で思慮深くというのが気に入ってるので、いろいろやりくりしながらいろんなとこを見に行こうと思う。

そしてこちらでも桜が咲きました。今日相方と茜さんと、おにぎりを持ってプチ花見をしてきたけど、多分今日が見ごろだったと思う。もう4月も3分の1が終わり、そして明日で震災から1ヶ月。まだまだ問題山積の日本だけど、ひととき桜で心癒されたいですね。
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by bigblue909 | 2011-04-10 21:00 | 日常生活

またまた奈良へ

a0031041_15295180.jpgおとといは半年振りの奈良でした。
事前に調べた時刻表がことごとくダメになるほど、行きの電車が遅延続きで、着いたのは明石駅から2時間半後でグッタリ。とりあえず自転車なんか絶対に漕げないぐらいお腹が減ってたので食事することにしたんだけど、奈良駅が見違えるぐらい立派になっててビックリ! 前回は法隆寺駅で降りての斑鳩巡りだったので、奈良駅自体は1年半ぶりぐらい? 遷都の力ねえ。
駅ビルに食事する所が出来てるのがすごく嬉しかった。11時前に開いてるのが定食屋さんとモスバーガーだけだったんだけど、奈良ではいつも食事する所がなくて困ってたのでこれは本当にありがたい。モスも捨てがたかったけど定食屋さんでチゲ鍋定食を食べることに。ちなみにこれ、なべ鍋定食と言ってるようなものなので学習者としてはすっごく気持ち悪い言葉だ。
満腹になったあとにレンタサイクルに行ったけど、これも場所が移ってて、おじさんは同じだったけど立派になってた。前は掘っ立て小屋みたいなとこで無愛想にしてたおじさんも、ニコニコで雑談なんかしちゃって別人のよう。良かったねえ、おじさん。

というわけで自転車でゴー。多分こっちの方と勘で走っていったら無事唐招提寺に着く。修学旅行生やツアー客もたくさんいた。人は多かれど雑然としてる感じは全くなく静かだし、紅葉が始まった木があちこちにあって綺麗なお寺でしたよ。a0031041_15302157.jpg
新宝殿には仏像が数体あって、間近で見れるようになってた。大学生なのか、鉛筆で写仏してる人もたくさんいた。
さくさくっと済ませてメインの薬師寺へと移動。自転車で5分ぐらいだったろうか? 今日は写経をしに来たのだ!と参拝の入り口の所でお金を払おうとしたら、「写経を先にしてください」と言われ、写経道場へ。なぜこっちが先の方が良いかというと、写経をした人は他の場所の無料入場券がもらえるからみたい。これはありがたい。
写経は一番簡単な短いもので二千円。席につくまではお坊さんがお世話をしてくれるんだけど、口の中に丁子をひとつ入れて、お香入れをまたぐ。どちらも穢れを清めるためらしい。いよいよ写経。木曜日の昼過ぎ、10人ぐらいだったかな? 誰も私語などせず静かな中、墨をすって般若心経が書いてある紙を下に敷き、そのまま上の和紙になぞって書いていく。はんにゃーはーらーみーたーです。
筆と墨で字を書くのは本当に久しぶりだけど、やっぱり難しかった。墨をつけすぎると滲むし、かと言って少しだけつけると掠れて書けなくなるし・・・。前に「COOL JAPAN」で同じ場所で外国人が書いてるのを見たけど、あの人達の方がよほどうまかったかもしれない。おまけに前に「えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経」という本を読んだおかげで、書いてるあいだ哲夫の顔がチラついてしょうがなかった。どうなってんの。
そうは言いつつどうにかこうにか書き上げた。私は全部で1時間ちょっとかかっただろうか。途中で私一人になった瞬間があったんだけど、ソフトモヒカンの女の子(!)を含む3人組が来た。お世話係りのおじいちゃん坊さんは、こういう子が来るのがすごく嬉しいらしく、墨をすってあげたり明らかにテンションが違ってた。そうだよね、なんか嬉しいよね。
a0031041_15305463.jpg最後に願い事を書く欄があって、お坊さんは「書けるだけ書いて良いですよ」と言ってたけど、うーんと考え込んでしまった。ちょっと前だったら「良い転職」を願っただろうけど、そんなのもあっさり叶ってしまったし、私なにかあるかな?・・・と。いつも思うけど、パッと書くような願い事がない、という状況はありがたいです。そもそもこのお写経は、何か満たされないからするのではなく、満たされて感謝しているからしたかったわけで。何かにすがりたくて神仏に向かう人は多いかもしれないけど、私は自分が不幸だと思っていたらとても神仏など信じる気にはならないタイプだから。
終わった後、もらった入場券で三蔵院伽藍と白鳳伽藍を見た。昔、修学旅行でどこかのお寺で抱腹絶倒の説教をお坊さんから聞いた思い出があったんだけど、多分それはこの薬師寺だと気がついた。一般人も聞けたら良いのに。なにを話してたかまでは忘れたけど、その辺の芸人なんか顔負けなぐらい面白かったよ。

というわけで、薬師寺は広いしなんだかんだで2時間以上滞在。奈良駅を目指して自転車を漕いだら、行きは気が急いてたから気がつかなかったけど遠い・・・(泣) しかもすごく寒い。やっぱり奈良は寒さが全然違う。短いライダーズジャケを着てたけど、ダウンコートで良かったかもぐらいの寒さで。結局駅までは30分以上かかった。でも奈良ってJRと私鉄の場所が離れてるし、ひとつのお寺の近くに電車があったとしても次のお寺まで歩くしかないし、やっぱり自転車が一番ラクなんだよね。はあ、この不便さも奈良を見捨てられない魅力のひとつか。
書き写してきた時刻表の電車の時間ギリギリに自転車を返して、乗り場まで走って行った。電車が1分ほど遅れてくれたおかげでキオスクで温かいお茶とお菓子が買えて嬉しくて泣きそう。奈良から大阪までは絶対座れるし、時間も長いし、車窓の風景をチラチラ見ながら本を読むのが毎回楽しみだったから、お菓子なしは悲しかったの。お茶の温かさが身にしみて、やっぱりどれだけ寒かったかをつくづく感じた。
今回は時刻表以外の下調べはほとんどせず行ってしまったので、もたもたすることが多かった。また春までにちゃんと調べておこう。次は平城京跡と、今度こそ阿修羅像を見るぞー! やっぱり京都・奈良は大人の修学旅行だねえ。
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by bigblue909 | 2010-11-20 15:32 | 日常生活

あおによし 奈良の都は咲く花の

a0031041_17454335.jpgかけたることもなしと思へば・・・って、途中から違うのになっちゃった。
というわけで、金曜に休みをとって、一年ぶりに奈良に行ってきましたぞ。今回は斑鳩か、西ノ京にするかで迷ったんだけど、今月いっぱいJRが奈良方面のお得切符発売してるので、斑鳩にすることに。数年前は奈良駅で降りて法隆寺駅で降りて・・・と掛け持ちしたがために、法隆寺内を走って見て後悔したので、今回は一箇所をじっくり見るぞ!ということで。早く家を出て法隆寺駅に着いたのは10時過ぎ。駅前のレンタサイクルで自転車を借りた。前は法隆寺まで歩いてずいぶん遠かった気がするんだけど、自転車だとあっという間に着いて拍子抜け。
まず最初に法隆寺iセンターというとこに入ってみた。ガイドブックにも「ここで最新情報をチェック」って書いてあるしと思ったら、初老の女性に「ボランティアガイドをしているのですが、ご一緒してもよろしいですか?」とハンティングされ、え、とちょっと引く。自分のペースで見たい気が・・・でもそう言えば吉田さらささんの本にもガイドしてもらったと書いてあったなと、善意の人を断る勇気もなく。1時間半かかると言うので、じゃああの私、ちょっとお腹すいてますので食事を先にしても良いですか? と言って、iセンター内の食堂で安いけどフツーの天麩羅うどんをすする。なんか、こんなはずじゃなかった気が・・・。

食事を終えてガイドの女性の所にもどると、「一人で来る人はこういうのがすごく好きで詳しい人が多いの。あなたもよく勉強してるんでしょう? 歴女でしょう? あんまりいじめないでね」と言われた。うーむ、確かに好きだけど、知識はあっさーいです・・・。
でも頼んだのは大正解で、自分だけでは絶対に見ないような所を開けてくれ、え、開けて良いの?!と驚いたり、素人は絶対に見ないような角度にビックリするものがあったり、仏像もライトで照らしてくれるのでよく見える。法隆寺って、本とかで見ると大層なものがあるように見えるけど、実際行ってみるとお堂の中が真っ暗でなにも見えないのです。前回行った時も、それで「すごいものを見たような、見なかったような」という残尿感(?)があったんだけど、今回LSDライトが取り付けてあってちょっと見える! ガイドさんも「そうでしょう、こんな暗くてなにも見えないお寺ないわ。遷都1300年だから今年だけ取り付けるのか、それはわからないけど前よりよく見えるでしょう?」と。うんうん、やっとすごさがわかった!
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西円堂、大講堂、五重塔、金堂、大宝蔵院、夢殿と見終わったら、最初に言ってた1時間半を大きく上回って2時間半経ってた。いやいやでも満足。本当にありがとうございました。平日だったので私は向こうから声をかけてもらったけど、ガイドしてほしい時は予約をした方が良いみたい。帰ってから吉田さらささんの「奈良 寺あそび、仏像ばなし」を見返したら、なんと5時間近く!ガイドしてもらったとか。ネットを見ると2時間とか3時間半とか人それぞれだけど、最低でも2時間はかかるようなので、それなりの時間をみて。
それにしても、終わったのが1時半だったので、ガイドさんお腹すかないかな?と心配になってしまったんだけど、それ以上に1日に何度もガイドするのであろう体力がすごい。ああいう人は身も心も豊かな(物質的なものではなくて)余生を過ごすんだろうなと思うと、やっぱり見習いたいですね。最近そういう年配の方を見る機会が多いです。

その後は自転車ですすすい~っと藤ノ木古墳、法輪寺で大きな仏像群を畳に正座してゆっくり見て、世界最古の三重の塔のある法起寺へ。いやいやもう斑鳩の里を満喫。ただ、残念なことに有名な菩薩様のおられる中宮寺、ただいま出張中ということで見れなかった(泣) また何年か後に来なきゃダメかあ~。
そんであれだな、奈良って今回も、あれを食べたいとか、入ってみたいとかいうお店が全くなかった。どうも商売が下手な気がしてならない。京都ってお寺も神社もなぜだか買わなきゃという気になる心憎い小物に溢れてて、それがある意味えげつなく感じる部分もあったりするけど、奈良は「そういうの狙ってちょっとやってみたけど反応がイマイチなのでやめました」みたいな残骸があちこちに残ってて、なんだか垢抜けないのですよ。でもそういうのがまた素朴で、京都とは違う意味で何度も行きたい場所なのです。
なんにしても、雑誌「一個人」の「仏像特集」や「奈良特集」を見返すと、これも見た、これも!というのがちょっとずつ増えて嬉しい。でも奈良も京都も見ても見てもまだまだ行ったことがない場所がわんさかあって、一生かけて頑張るぞー!!
そして、昨日から「日出処の天子」を読み返してます♪
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by bigblue909 | 2010-06-05 17:46 | 日常生活

そうだ、京都行こう。初秋バージョン

a0031041_13233671.jpg先月京都に行ってきたばかりだけど、今回は相方が珍しく「泊まりで行こう」と言い出したので実現。日帰りでは行きづらい所へと、大原に行くことに。京都~♪ 大原三千院♪ です。茜を相方の実家に預けて、昼食をとって移動してとしてたら、大原でバスを降りた頃には15時。やっぱり、泊りじゃないとなかなか来れない所。
大原は本当に山奥という感じで、お土産屋さんが並ぶ年中お祭りみたいな細い小道を歩くと三千院の前に出る。そのすぐ近くにある旅館を予約してたので、チェックインして荷物を降ろし、いざ観光へ。

三千院
歌にもなった三千院。ここは正統派という感じ。美しい庭園を前に寛ぎ、正座をする菩薩様という珍しい仏像を見て、お坊さんのお説教も聞けてといたれりつくせり。私たちは閉園間際だったからできなかったけど、無料でa0031041_13235783.jpgプチ写経もできるらしい。
←庭園でBBさん。なんだか「リング」みたいで怖い。

音無の滝
三千院から歩いて10分ほどのとこにあるんだけど、すでに日が暮れかかって肌寒くなってきてたのに、延々と続く山道を登ってたら暑くて汗が。昼間だったらきっと汗だくだったので、この時間で正解だったかも。滝は小さいけど流れる水が冷たくて気持ち良かった。

魚山園
今回は相方が奮発してくれたので、お高いお宿。建物は古いけど料理が美味しい。部屋でちびちびと運ばれてくる京懐石、引き上げ湯葉に松茸ふぐちり♪ お風呂には2回入ったけど、岩風呂の方が私一人の貸切状態で喜んでたら、脱衣所からおっさんの声が聞こえてくるので間違えて入ったか?! とパニック。とりあえずタオルで隠して「すみません入らないでください」と訴えようとドアを開けたら、おっさんのような声を出すおばさんだった。ばかあぁ(泣)
フカフカの布団と、歩き回った疲れと、ストレスと日常業務と茜の散歩からの開放で、久しぶりに9時間ゆっくり寝た。朝ご飯は湯豆腐、あー極楽極楽。
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勝林院
朝の9時半に宿を出て、ガッツリ観光開始。ここはこじんまりしたお寺で、本堂があるのみ。ガイドブックにボタンを押せば大迫力の声明が流れると書いてあったので探したんだけどみつけられなかった。

宝泉院
今回見たお寺の中では私はここが一番好きかな。鴨居と敷居を額に見立てて庭園を見るんだけど、お抹茶とお菓子も出てくるのが嬉しい。伏見城からの血天井があって、係りの人が「ここが目で、鼻で・・・」と説明してくれるのを見てたら本当に人の顔がボワッと(怖) 他の人が「写真撮ったらなんか写ったりして」と言ったら、「そういうこともあるらしいです」と返したので、誰も写真を撮らなかった。このお寺もなんだか人んちに来たみたいな庶民感と京都らしい上品さが同居するとこだったよ。

寂光院
ここはお寺が、というよりも、行くまでの道程が素晴らしい。一昔前の日本を歩いているよう。コスモス越しに見る田んぼの風景に、ああ、私もこういう所で昔は遊んだと思った。小さい頃を田舎で過ごすことって、きっと本a0031041_1325129.jpg人が思ってるよりもすごく良い体験だったんだなと思う。そして聞こえてくる音が虫の声と風の音だけなの。車が来るとすぐわかる。うちの周りのひっきりなしに轟々となる車の音はなんなんだろう・・・と思ってしまう。
そして道端で屋台を出して売ってたお茶の葉、あまりに良い香りなのでふらふらと入ってしまったんだけど、すっごく美味しかったので購入。やっぱり美味しいお茶って良いな。

というわけで、初めての京都お泊り、なんだか帰るのが名残惜しくて後ろ髪引かれつつ帰ってきた。京都って、日本の原型を残してるのになんだか異国に行ったような気分になってしまうのは私だけだろうか。「おこしやす~」なんていう言葉も含めて、やっぱり純日本という名の異国というか。大原のお寺は庭園を売り物にしてるのが多かったけど、お寺が、という限定よりも、あの山里の自然を全て含めて風景が見もの、という感じ。まだまだ行きたい所は尽きないわ、京都。
だけども来月か再来月、奈良で一人で自転車こいできます。今回の京都でも思ったけど、やっぱリュックサックは必要だ。奈良の前に買うぞ。
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by bigblue909 | 2009-09-23 13:28 | 日常生活

そうだ、京都行こう。夏バージョン

去年のお盆休みは宮島の花火大会に行ったけど、今年は旅行はせず・・・その代わり、日帰りではあるけれど相方と京都に行ってきました。日差しが強くて歩くと暑かったものの、ずっと涼しい風が吹いてたのでだいぶ凌げた感じ。

最初に向かったのは京都市美術館の「ルーブル美術館展」。お盆なので当然の如く行列ができてたけど、25分待ちぐらいで見れたかな。けどまあ、こういう人気展覧会にありがちだけど、人を見に行ったようで、「いかに効率よく絵を見るか」ばかりに気をとられ、あまり楽しめなかった。そしてルーブルの絵は有名なものが多いせいか、この絵、他の展覧会の時に来てなかった・・・? テレビで見たんだっけ・・・? という既視感もあちこち。
というわけで、今回はきちんとした感想を書くのはやめようと思う。まあ、実際にルーブル美術館に行ったらもっと効率性にばかり気をとられるだろうから、それよりはゆっくり見れるのかも。でもフランス人の親子が来てお父さんが一生懸命幼い子供達に説明してたんだけど、それこそフランスで見れば良いじゃない(笑)

だけど美術展に身が入らない本当の理由、それは「そこが京都だから」、これしかない。だって、外国からの絵たちに負けず劣らずのお宝が林立してる京都でですよ、ソワソワしない方がおかしい。だから京都では良い展覧会をやらないでほしいんだよなあ。a0031041_14402259.jpg
美術館を出て、近くのカフェで昼食をとって、本当は平安神宮を見る予定だったんだけど、残り時間を考えて今回はあきらめることに。そのまま下にくだって知恩院へ。ここを見てた時は本当に暑かった。キツい階段を汗ぐだぐだになりながらのぼり、大きなお堂の中へ。お経をあげてるお坊さんが数人いる後ろで、みんな正座をしてじっとしたり、列を作って手を合わせたり。飾り?というんだろうか、ああいうのがすごく立派なお寺だった。
次は隣の円山公園をちょっと見て、八坂神社へ。ここは・・・うーん、2日前のことなのにすでにあまり記憶がない(笑) 神社って、なんとなく私にはどこも同じな印象があるのです。あの赤と金の視覚的インパクトがそうさせるんだろうか。

最後に、一見さんお断り風のお店が並ぶ祇園を横切り、もうこの辺りはしばらく来ないだろうからと、どうしても行きたいと寄った建仁寺。
んもうここ大好き。超おすすめ。
風神雷神の屏風(通常複製展示)があるのと、2002年にできたばかりの龍の天井画があるのをガイドブックで知って行ってみたんだけど、とにかくここ、「じーちゃんちに行った夏休み」を彷彿とさせるの。あちこちに綺麗に整えた庭園があるのも魅力で、伝統ある日本家屋の真ん中が参拝客のために空けてあって。歩き疲れた人たちが、思い思いに寝そべったりして寛いでる。どこからともなく涼しい風が吹いてきてホント極楽。うわあなんだこの庶民的なお寺はと感激して私もゆっくりしてたら、そんな日本人たちをバシバシ撮影する外人さんa0031041_14375942.jpgが。しかもデジカメなんかのちゃちい物ではなく、一眼レフみたいな本格的なの。あんまり撮られたくないんだけど・・・と遠い目をする。
スリッパやサンダルに履き替え、ペタペタと双龍図を見に行ったり、秀吉縁の茶室を見に行ったり、そこはかと漂う厠のかほりまで風流に感じてしまうのはなぜだ。みんな庭園の脇やあちこちに座ってとにかく寛ぎモード。多分ここ、そんなに有名でもないし、観光的には外されがちなのでのんびりしてるのもあると思う。とにかくここはもう1回行きたい! と思った。
そのまま河原町まで出て、八橋で有名な西尾のカフェで、餡蜜とパフェを頼んで一休み。人気店だけあってちょっと並んだけど、やっぱり良い餡子はそんなに甘くなくてすっきり食べられて美味しい! こんな感じで、約7時間の滞在で京都を後にしました。

行きの電車は三宮から座れたものの、京都に着くまで車内がぎっしりで、その様子を見てるだけで疲れてしまったんだけど、やっぱり京都は大人のディズニーランドという感じ。どこでなにを食べても美味しいし。その代わり、なにをするにも並んだり、食事が出てくるのにやたらと時間がかかったりで、時間のロスが多いのが難点。
その点奈良はいつも電車がガラガラで、食べ物も美味しくないしなんだか「私が行ってやらにゃ」という憐れさを誘ってしまうんだよな(笑) でも吉田さらささんも書いてたけど、「仏像を見るには京都より奈良」なんだって。わかる。今回建仁寺があんなにも楽しかったのは、あちこちのポイントで「見る」という視覚的効果に満足を得られたからだと思う。奈良に行って良い! と思うのは、確実にどーんと来るものが見られるからなんだ。
行こう、また11月頃に奈良に行こう。あの移動にも不便極まりない奈良を、自転車こいで頑張ろう。そしてやっぱりいつ行っても面白い京都の、冬の雪景色を見に行くのも良いかも。まだまだ見てない寺院は山ほどあるんだ。
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by bigblue909 | 2009-08-16 14:42 | 日常生活

奈良に行ったぞ第一弾

今月までJRが奈良行きの安価なチケットを発行しているため、梅雨になる前に、暑くなる前に! と先週の日曜日に相方と行ってきました。
今回は8時50分過ぎの電車に乗り、奈良に着いたのは10時半過ぎ。2時間弱もかかってしまうのね、遠い遠い。駅前でレンタサイクルを借りて出発。1年半前に一人で行った時に、意外と歩いて疲れたし、時間ももったいなかったからなんだけど、これはホント大正解だった。
まずは駅から少し行ったところの商店街でランチをしたんだけど、「奈良に美味いものなし」と言われるのは残念ながら本当だ、と行く度に思う・・・。11時前で開いてる店が少ないのもあって余計に。普段だったら絶対に入らないようなミョーに生活感を帯びた洋食屋さんに入って腹ごしらえ。やっぱり美味しくない(泣) 食べた後に自転車をこいでると、あちこちに小さな可愛らしいカフェをたくさん見たので、なんだ、もう少し我慢すれば良かったんだ・・・と後悔。
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というわけで、まずは駅から自転車で10分ほどの所にある元興寺へ。この周辺はこんな感じの→数世紀前の日本のような街並みが残ってて素敵。世界遺産登録というし、奈良というとどうしても巨大な東大寺の大仏殿を連想するので、元興寺のあまりの小ささに、え、間違えてないよね・・・? と何度も確認してしまった。チケットを買おうとしたら、ここの年配の女性がとても詳しく成り立ちや見所などを教えてくれた。なんか、すごく誇らしげだし、このお寺に勤めることに愛情を持ってるのが感じられるのね。そういうのってやっぱり羨ましい。
参拝客は私たちの他は、団体で来てた人が去ったばかりでほんの僅か、閑散としてた。説明を受けたとおり、お寺に靴を脱いであがって、時計回りに見て廻った。ここの良いところは観光観光してなくて、手書きの説明書き(これがまた手作りぽくてお寺側の誠意を感じる)に「こうしてみてください」みたいなことが書いてあり、やれるとこかな。あの、お坊さんが座る椅子に座って、コイーーーンと鐘を叩いたりしちゃったもの。そんで書いてあるマントラ唱えたりして。

ここを出ると次は新薬師寺へ。道を間違えたり、寒いぐらいだったのにいきなり太陽が出てきたり、上り坂だわ遠いわで、暑い・・・キツい・・・とヒーヒー言いながら自転車をこいで行く。到着するとここも小さなお寺。十二神将がお目当てなんだけど、入ると中には大きな大仏があって、その周りを十二神将が囲んでいる。考えてみれば、入り口に大仏が背中を向けて座っててなんか変。
十二神将は煌びやかにライトアップされた写真がたまにガイドブックなどに載ってるけど、もっとずっと古いし、色彩は全く残ってない。だけど1年半前もここに来たいと思いつつ時間切れで来れなかったので満足。それにしてもあの時は歩いてこようとしてたんだよな。
a0031041_842120.jpgそしてお次は自転車で5分ぐらい、春日大社へ。今までの二つのお寺の後にくると、赤と金でキンキラキンな感じがすごく違和感あるんだけど、日本のお寺がくすんでるだけで、本来仏教も神社と同じでキンキラキンらしいです(吉田さらささんによると)。
ここまで来るとあちこちに鹿がいるし、観光客も修学旅行生もわんさかいる。お参り前にここで禊をとか書いてあるので、行ってみたら高いご祈祷代が書いてあったりで、やっぱりな・・・という感じ。まあ、どこもそんなもんなのかな。

近くの売店でソフトクリームを買って休憩しつつ、駅方面に向かって自転車を飛ばし、お次は興福寺へ。大きな五重塔、広い敷地に寛ぐ人々と、ここはなんとなくならまちの中枢部?というか、地元の人たちの憩いの場みたいな生活に密着した感じがあってなかなか良い。私のお目当ては阿修羅像を見ることだったんだけど、近くに貼ってあるポスターを見てガーーーン。東京に出張中とあるじゃないの!!(てゆーか行く前に調べるべきでは・・・)。
まあ、ここの国宝館にはそれ以外にも良い仏像がたくさんあるけど、やっぱり全部揃ってる時に見たいというこa0031041_842453.jpgとで諦め、急遽東大寺へ戻る。大仏でも見ようかと。そしたら大仏殿へ向かう大通りがすでに人の山、ものすごい数。やっぱりここは奈良に来たらみんな行く場所なんだろうか。だけど元興寺と新薬師寺の閑散とした落ち着いた雰囲気で、のんびりと見れた後に人の群れを見ると一気に萎えて行く気になれず、お土産屋さんを覗き、鹿と戯れて帰ることに。
16時の電車に乗り、帰りもずっと座ることができた。乗り慣れない自転車をこぐのは結構大変だったけど、そのおかげで時間短縮がかなりできたし、どこもさほど急ぐことなく見たのに、5時間ちょいでこれだけまわれた(ちなみに新薬師寺以外は全部世界遺産)。ざっとしか書けなかったし、当然ながら肝心な場所は撮影禁止が多いので良い写真も撮れなかったけど、これから行く人の参考になればと思います。私的にはものすごーく地味だけど、やっぱり最初の二寺がお薦め。静かだし、人がいても座って寝てんじゃないか? という人ばかりだったし。
今回はならまち方面だったけど、電車を乗り継ぐとまだまだ良いお寺が奈良には多いので、秋辺りに第二弾で行きたいなと思う。なにせ来年は遷都1300年だからね、込むよーきっと。今年行っとかないと!
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by bigblue909 | 2009-06-15 08:44 | エンタメ

ゴールデンウィーク夏まっしぐら

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昨日はプチ遠征で相方と京都に行ってきました。とは言っても日帰りで。ここ何ヶ月かmy王朝時代ブーム再びで、a0031041_1314598.jpg平安時代の本を読みまくってるのですが、友達には「BBちゃんの前世は絶対○○院とか○○宮に縁のある人だよねー」と言われてます。自分でもこれだけ好きだからなにかあるはずだと思うんだけど、庶民のあまり神仏や貴族社会に憧れるただの人だったのかも(汗)
最初は金閣寺方面に行こうと思ってたんだけど、4年前に紅葉の時期に南禅寺に行ってバスの混みように辟易したので、今回もゴールデンウィークだということで、バスが必要なルートは避けようと、行きの電車の中で相談して路線変更。自然大好きな相方のリクエストで、電車や地下鉄で行ける出町柳ルートにしました。

まずは世界遺産の糺の森を散策。この日は流鏑馬祭りをしてて、馬がパッカンパッカンと歩く姿が。とは言っても椅子に座って観れる所は有料で、ずっと英中韓のアナウンスも流れてて、国際的な雰囲気も。あれが糺の森↑
うわー綺麗! って言いながら、新緑の眩しい緑のトンネルを歩きつつ、一番奥の下鴨神社でお参り。相方の後姿入り→
その後は鴨川沿いに延々と歩き、途中木陰でアイスを食べつつ。しっかし暑い。この日は京都で30度超えを記録した日で、もう本当に暑かった。日傘を差しても、何度も日焼け止めを塗りなおしても、5月の強い日差しが腕をチリチリと焦がして痛いのです。でも久しぶりに自然を満喫しましたね。
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次は私のリクエストで、そのまま電車で下にくだって三十三間堂へ。↑写真はその庭園。ここは10年ほど前にも来たことがあるんだけど、ここの仏像が大好きで。1001体の千手観音も圧巻だけど、国宝の風神雷神、そして28体の仏像が本当に生きてるみたいで活き活きしてるのが好きで。他の観光客が「ここ、夜来たらちょっと怖いな、キツいなー」と言ってたけど、私は家に帰ってあの仏像がいたら結構嬉しいかもしれない。目には水晶を使ってるんだけど、目が合うと心の奥まで見透かされてるみたいなのが良いの。レーザービームみたいな光をチカーンと受け取るような感じです。
a0031041_13152186.jpg←お堂の中ではお線香やら蝋燭やら販売してたんだけど、私は両界曼荼羅を買ってしまいました。留めに使ってる小物のことは気にしないで。
「全存在の絶対的な肯定と調和の世界」を表し、「捨てるものは何もない」という仏教の世界観を絵画化したものだそうです。自分にはなんら関係ないと思い込んでる人や出来事も、なんらかの形で関係し調和し、世界の一部を担ってるということでしょうか。たまに取り出して、なにか悟れる日が来るまで眺めてみようかと思って買いました。

というわけで、かなり歩いたし、家で茜が待ってるし、疲れ果てる前に早めに帰ってきましたが、やっぱり京都は日本一魅力的な場所だと思います。今度は間を空けずに行きたい。やっぱり、行く度に心が洗われます。
とは言っても、降り立った明石駅の涼しいこと! 京都は日本一魅力的だけど、夏(周辺に比べれば)涼しく、冬は温暖な神戸は、日本一住みやすい場所だと私はどこかから帰る度につくづく思います。

ここんとこ調子の悪かったHDDレコーダー、チャンネル受信ができない時があるのですよ。チャンネル受信できない=映画もドラマも録画できないので本当に困る。4/27に修理依頼したら、「GWのため5/7になります」だそうで、私は10日も休みじゃないぞゴラという気分でいっぱいだったんだけど、その数時間後なんとか復活して、現在も調子よく使えてます。録画した映画を観れる時間が取れる連休は貴重なのに、その期間に使えないなんて最悪なので、なんとか7日までもってほしいです。
あとは明日は1年ぶりに岩盤浴に行く予定。やっぱり、健康より映画館に行くほうを優先してしまってなかなか行くことも少なくなってたんだけど、半額券が送られてきたので久しぶりに。

なんて遊んでばかりじゃなくて、この連休中に、半年に一度のワックスがけも済ませなきゃと思うワタクシでございました。
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by bigblue909 | 2008-05-04 13:21 | 日常生活
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ビッグブルーの本気な無駄話。


by bigblue909
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