イルカが愛を確かめにくる、青い海の底の日常生活

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「マウリッツハイス美術館展」 神戸市立美術館

これもだいぶ前に観に行ったんだけど、どうも最近すぐには書けなくて・・・すでに記憶も薄くなってきてるので、簡単にさらっと。
行って来た人から「平日なのに真珠の耳飾りの少女の前で20分待ちだった」とか聞いてたので、日曜日なんかすごいことになってるんだろうと覚悟して行ったんだけど、この日は神戸マラソンがあった日。通行止め解除になった直後に入館したからなのか混んではいず。多分マラソンのおかげで観光バスの乗り入れがなかったんだと思う。ラッキーだった。
目玉のフェルメールの他にはレンブラント作品が多く、でもやっぱり有名なのは少なかったかな。今回は風景画、歴史画、肖像画、静物画、風俗画とわかれていて、肖像画のコーナー手前に待望の「真珠の耳飾りの少女」が飾ってあり、遊園地並の行列仕切りの所に並ぶんだけど、3分ぐらいで絵の前に行けただろうか。でも常に係員が「絵の前では立ち止まらずに」と小声でアナウンスしていて。立ち止まらずに見た後はちゃんと離れた所から止まって見れるスペースもある。絵も、美しい、とっても美しいんだけど、あまりにいろんなメディアで見過ぎていたせいか、初めて見たとは全く思えず。うん、なんかね、「見世物」という雰囲気があまりにも強すぎて、感激はしなかった。残念ながら。
ちなみにこの展覧会にはルーベンスの「聖母被昇天」の下絵があった。フランダースの犬に出てくる絵の縮小下絵。テレビや写真集やはたまた映画でもじっくり見れる現在と、ネロの時代とはあまりにも違い、キリスト昇架の前で「とうとう僕は見たんだ、素晴らしい絵だ。ああマリア様、ありがとうございます。これだけで僕はもう何もいりません」と言うネロは実は幸せなのではないかと思う。
でもこの日、不思議なことに真珠~よりもその後の静物画の方が混んでたんだよね、なんでだ。私は何度も書いてるけど人のいる絵が好きなので、風景画や静物画ってあんまり好きじゃない。でもまあ、いつもの如く絵を見ると心洗われる気分。昔の人にとって絵って、娯楽もあるけど、日本人にとっての仏像とかに近い感覚だったんじゃないかな。特にああいう宗教画みたいのは。だからそういう気持ちが年月を経て伝わってくるんだと思う。
余談だけど映画「真珠の耳飾りの少女」がスカーレット・ヨハンソンて、なんか違うと思う。彼女は綺麗だしスタイルも良いんだけど、どうも卑猥なイメージの方が先にきてしまって、この子が誘惑したんじゃないの?という疑惑しか持てないw

そして先日の「こどもの一生」の感想が長くなって書けなかったことをこのスペースに書く。最近どんどんお芝居に嵌ってきた。WOWOWでも3チャンネルになってから舞台の放送本数も増え、録画映画だけでもすごい数なのにまた選択肢が増えて大変。この前はとうとう「金閣寺」のDVDを買った。DVDなんか買うの何年ぶりだろう? 映像にしてしまうと目線が固定されないので、メリットもあればもちろんデメリットもある。けどテレビサイズで観ても「金閣寺」は素晴らしかった。
そんなわけで、お芝居を観に行くと配られるたくさんのチラシを観て、これも観たい、ああこれも・・・と目移りする日々。なので最近とあるチケット売買サイトをみつけ、そこに出品されたもので良い席があったら行こう、と自分に制限を設けた。そこは定価以上の販売禁止なので、良席でもオークションのように高値になったりしない。ここで「こどもの一生」も取れたし、「祈りと怪物」のKERAバージョンも席はまあまあだけどだいぶ安く出品されてたので購入できた。イープラスでまともに取っても良席になる確率が低いのでこれは本当にありがたい。良い出品がなかったとしても、「縁がなかったんだ」と思えば良いしね。
a0031041_174353.jpgそれにしてもその「祈りと怪物」、もらったチラシを見てびっくり→
右がKERAバージョン、左が蜷川バージョンなんだけど、なんでしょう、紙質から違うし、俳優の豪華さも違うしw そのチケットサイトでも、公演がKERAの方が近いせいもあるけどまだ蜷川の方はほとんど出てない。私はもともと蜷川の方の染谷くんが見たいなと思ってチケットを狙ってて、まあたまたまKERAの方もゲットしたわけだけど、KERAのツイッターで一般人が質問した上演時間に「休憩を含めて約4時間の予定」と答えていてゲッソリ。それ、よほど面白くないとキャスト違いでも2回観ようなんて思えないよ・・・。なのでKERAバージョンを観て面白かったら蜷川も狙うことに決めた。まあ、最初の染谷くん狙いとはどんどんズレていってしまったけど。
それにしても、先日イープラスから藤原竜也&大竹しのぶの「日の浦姫物語」がS席12,600円のところ→【<当日引換>7,000円】にて受付!というメールが来た。申し訳ないけど「幻の問題作が甦る!近親相姦、実子との契り…運命の濁流に呑込まれる一大絵巻!!」という売り文句見ただけで吐きそうになっちゃうw 藤原君、もっと楽しいのに出てくれれば良いのにな・・・。
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by bigblue909 | 2012-12-10 17:43 | エンタメ

「カミーユ・ピサロと印象派展」 in 兵庫県立美術館

a0031041_21501391.jpg美術館に行くのはずいぶん久しぶりだなと思ってこのblogを見たら、前回は去年の2月のアルフォンス・ミュシャ展だったみたい。
今回はピサロを主とした印象派。私としては、やっぱりミュシャやクリムトなどの、豪華な曲線と色彩豊かなアールヌーヴォーの絵を見るのが断然面白いし、じゃなかったら写真のようにくっきりした写実主義とかも良い。とにかく、人物もぼや~んとして、輪郭ももや~んとして、なにやらほわ~んとした印象派はあんまり面白くない(笑) でもとにかく展覧会の回数としては多いので、こうして観に行くことになるわけで。

今回はモネやルノワール、ゴッホ、ゴーギャンなどの絵も少数あったんだけど、パッと見た時に良いなと思った絵があって、名前を見たらシスレーで。シスレーって確か前にも良いなって書いた覚えがあって、過去のログを読み返したらやっぱり!
この人の絵、印象派の中ではかなり色彩が明るい。色彩にはちょっと苦い思い出があって、10数年前に絵画教室にほんの少し通ったことがあった。講師がおばあちゃんで、壷を2個並べてなんのアドバイスもなく「描いて」と言われただけで、花とか描くのかと思った私は拍子抜けしてしまい、ただひたすら壷をベタベタと描いたんだけど、全員の絵を前に並べて品評しましょうとなって。私の絵の時は「色が少なくて暗い」、確かに他の人のと比べると、見たまま描いて茶色がデロッと塗ってあるだけで、巧い人は(壷にはピンクの要素なんか全くないのに)ピンクやら白やら混ぜて変化をつけてある。でもなんで塗ってる時に言ってくれないの? それを習いに来てるのに? と思ったし、壷を描いた後も何を持ってきたか忘れたけど、これまた何の面白みもない無機質な物だったのと、息が詰まりそうなほど静かで陰気な教室だったので、すぐに辞めてしまった。そんなことがあったので、それ以来私の中では絵=色が多いほど良い、となったかもしれない。
なのでまあ、ピサロについてはまだ一言も書いてないんだけどw、今回何が良かったかって、大して好きでもない「印象派」という大きな括りの中で、いろんな画家のタッチや構図や色彩感覚は本当に全然違うんだなと、ちょっとした違いで明確にみわけられるようになってることに気がついたこと。今まで数十回美術館に通って、ただ「綺麗か」「好きか」「面白いか」という感覚だけで見てたのが、いきなり数字でも見てるかのように整然と目に飛び込んできたのが嬉しかった。

まあ、そんな私事に終始して終わろうかとも思ったけどもう少し書くと、この展覧会は夏休みも範疇に、中学生以下は無料で入れるみたいなんだけど、子供向けにあちこちにピサロの人物紹介があって。きちんとメモれば良かったんだけど思い出せる範囲で書くと、ピサロの光と影の表現の説明で、「光ばかり追いかける世の中は影も濃くなるものじゃ」と書いてあって。もちろんこれは美術館側の作成した文章なんだけど、先日blogに書いたことも踏まえて深く共感。
ピサロはミレーの「落穂拾い」などの道徳的な農民の描き方などとは正反対の、「何もしない農民」を描いた人で、決して農民たちを飯の種として扱わず、人間として寄り添っている部分が絵からも伝わってきたように思う。この人は光ばかりを追わず、影の部分も「強い日光から心地良く守ってくれる日陰」と思っていたんだろうなと、なんとなく思った。

ちなみに神戸市立美術館では9月から→マウリッツハイツ美術館展を開催。これは行きますよ! なんてったって「真珠の首飾りの少女」だからね(興奮)。また美術館熱にも火がついた私であります。
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by bigblue909 | 2012-06-18 21:50 | エンタメ

「アルフォンス・ミュシャ展」 in 堺市博物館

a0031041_14462468.jpg先日、堺市博物館で「アルフォンス・ミュシャ展」を見て来ました。この堺市の百舌鳥の辺りは前に茜の心臓の手術で行ってものすごく遠かった覚えがあって、遠いわりに心躍るようなシャレた界隈でもないし、ミュシャの展覧会は→5年前の時にかなり満足したのもあり、行かなくて良いかな・・・と。でも職場に招待券が放置されてたのと、諸事情で今月中に使わないと無効になる大阪までの切符もあったので逆に行かなきゃ損状態。なので重い腰をあげて行くことに。
結果、やっぱり行って良かった!としみじみ。前回の内容の豊富さを上回ることはないだろうと思ったけど、今回しか来てないものも結構あったし。パリ時代の広告塔の辺りはまあリトグラフなので毎回同じだけど、やっぱり何度見ても良い。今回新たに目に留めたのは、宝石シリーズの「アメジスト」→
9月に韓国でアメジストのネックレスを購入して以来良いことずくめで、(こじつけ感たっぷりだけど)勝手に私の守護石と定めて今ではお守り的に身につけてて。仕事でアクセサリ禁止なので、タートル着てる時しかダメなんだけど・・・。そんなわけで、あの紫色の石と私はきっと相性が良いに違いない!と思っている。

そしてその今回しか来てなかったものがスラブ叙事詩シリーズで、プラハ市立美術館からズンドコ海を越えてやってきた。こちらは原画なんだけど、「闘う魂」「独立」「想像力」などいろんな題名の絵があって。私は「英知」が良いなと思った。英知・・・言葉が。他人にひけらかしたり自分の虚栄心を満たすために身につける知識とは違う英知。どこからがそうでどこからがそうではないのか、私にはまだまだ勉強と理解が足りないけど、やっぱり生涯かけて学んでみたいキーワードだ。
a0031041_14542694.jpgそして単純に絵としてすごく良いなと思ったのが「チェコの心」。
←この慈悲深い顔が! 私はチェコ時代のものよりは華やかなパリ時代の方が良いと思っていたんだけど、こんなミュシャの内面の熟成を伺わせるチェコの絵も、やっぱりすごく良いですね。

ミュシャ展を出てすぐに日本の埴輪とか火縄銃とか展示してあって、あまりに違うので笑ってしまったんだけど、さすが古くから文化の中心であった大阪、ああいうのを見るとやっぱり違うなーとなんだか同じ日本人としても引け目を感じるというか。この堺市はなぜだかミュシャの絵をたくさん所蔵してて、定期的に展示物を変えて見せてるんですよね。まあ、やっぱりすごく遠く感じたのでまたあと5年後ぐらいに行ってみようかな・・・。帰りにショップで芸術シリーズの「ダンス」のポスターを買った。うちにあった額にもピッタリあって、やっぱりこれは私の人生の一枚だな。
そんでネットで調べたら案の定、百舌鳥の辺りにはなんら小洒落たお店がないようだったので、梅田でスンドゥブを食べてから行った。このスンドゥブもかなり日本で定着してきたみたいで、今回食べたとこはファーストフード的ななんっちゃって感漂うものだけど、日本人の口にあうように出来ててそれなりに美味しかった。

1ヶ月ほど前に「出不精になった」と書いたけど、そこから一転、やっぱりどこか出掛けないとダメ体質になってきた。休みも出勤もてんでバラバラのシフト制にやっと慣れてきて、ここにお楽しみを入れよう!みたいなリズムもついてきたし。それに覚悟はしてたものの、転職して一番辛いのが、いきなり「何も出来ない人」扱いされるようになることで。だから出掛けると全然違う。綺麗な服を着て髪をセットして歩くだけで気分がガラッと変わるし、それに私はなんだかんだ言って映画館に行きさえすれば機嫌が良いのだ。
そんな仕事の方も、実践に入ってから約2ヶ月、ようやく形になってきた。いろんなとこからツッコミが入るし、自由にのびのびしちゃいけないの?という息苦しさがあって、本当にストレスがたまってたんだけど、やっとそんなことも減ってきたかな。
よく鬱病は一に運動二に運動というけど、なんかそれもわかる(私は鬱病ではないけど)。この寒い時期は毎朝茜さんが海に行くんだけど、キラキラ輝く海を見ながら軽く走っていると、じめじめした自分の思考回路を海風がさっと乾かしてくれるのがわかって、やっぱりそういう時こそ外に出て、じっと考える時間を減らすべきだなと思います。
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by bigblue909 | 2011-02-26 15:19 | エンタメ

「レンピッカ展」 in兵庫県立美術館

a0031041_2227620.jpgレンピッカの展覧会に行ってきました。
マドンナがこの人の絵のファンで、所有してることでも有名な画家。「VOGUE」のプロモーションビデオの中にも出てくるんだけど、それも納得。レンピッカは自己演出にこだわって生きた人だけど、マドンナ自身も強烈な自己演出ゆえにいまだ女王として君臨してるし。
見に行く前はレンピッカってアメリカ人なんだと思ってて、絵自体もポップアートみたいな、イラスト的なものなんだと思ってた。けどフランス人だったし、絵もきちんと見れば胸は円錐形で服もカクカクしてて、立派なキュビズムなんですよね。あ、きちんとした画家なんだなって。評価が低いと言われてるけど、なんかわかる。私もこうやって誤解してたし、平日だからもあるけど、展覧会もガラガラだし。でもすごく魅力ある絵を描くし、面白いと思うけどな。
私が今回一番気に入ったのは、娘をモデルに描いた↓「初めて聖体を拝領する少女」で、レンピッカ自身も気に入って、終生手元に置いておいたそうで。この絵は後から戻ってもう一回見ちゃった。レンピッカが多用する、あらぬ方に目線をもっていくポーズは、グレタガルボなどの女優たちもやっていた20年代独特のもの。
でもそんなふうに強い個性を残すものは、何事も時代が変わると難しくなるわけで、レンピッカも肖像画の注文が急激に減り苦しんだようだ。なんとか生き残ろうともがいた晩年の絵は、つまらない普通の静物画みたいなものもあって、自身も輝いていた全盛期の絵と比べると全く面白みが消えてて、なんだか悲しい。
a0031041_22274534.jpg物質的なゴージャス感を盛り込んだ絵を描いた頃はもてはやされたのに、内面をみつめ始め、人々の苦しみや宗教的な救いを表現した途端にそっぽを向かれるなんて、絵を求める富裕層がどれだけ物欲的に生きてるかを表してるようでなんだか皮肉だ。

でも、女性が美しく輝くには必要不可欠な自己演出って、日本みたいな文化だと難しい。古い言葉だと「ブリッ子」なんてのもあるけど、陰口を叩かれたりして出る釘は打たれるみたいな部分があるし。そういえばこの元祖ブリッ子松田聖子も、自己演出欲に関しては一流ではないかと。良くも悪くも、そういう人ってどうしても不自然さがあるし、それが同性には鼻につくんだと思う。

そうは言っても見た目って大事なもので。私は犬の散歩の時はいつも、持ってるジーンズの中で一番ダメになっても良いものを穿き、Tシャツかジャンパーにキャップという汚いいでたちなんだけど、ある日いつも散歩の時に会う50代の女性に、会社帰りに会ったので挨拶をした。そしたらよそ者を見るような目つきで数十秒間黙ったあと、「・・・茜ちゃんの?」と恐る恐る言ったのだ。「立派な格好してるから全然わからなかった」と。私は日焼けが怖くてすっぴんで歩くことはないし、着る服が変わっただけなのだ。それからも散歩の時は普通に話すのに、会社帰りに会うと必ず敬語を使ってくる。着る物って怖いなと実感した出来事だった。
「見た目は大事」と言うと、「人間は中身」と反論する人が必ずいる。もちろんそうだけど、中身を知ってもらうほどきちんとつきあう人って、人生でほんの一握りなわけで。社会的な表面のつきあいが圧倒的に多いのに、変な格好をして「そういう人だ」と思われる方が絶対に損。昔、いろんな会社の人間が集まる研修の場で、秋に麻の素材の服を着てきた人を見たことがあって、着るものとか関心のない人なんだろうなとは思いつつも、一般常識としてやっぱりちょっと恥ずかしいよなと思ったことが。
なにも高い服を着ろとか、オシャレな格好をしろとか言うわけじゃなく、体にきちんと合ったサイズの服を着るだけで、ビックリするほど見た目は変わるのですよ。例えばジーンズ。ほんのちょっとゆるいものを穿いただけなのに、お尻が恥ずかしいほど大きく見えたりというのを経験した人も多いのでは。
「可愛いは作れる」というCMがあるけど、私も常々思っていることで。「綺麗」は元の良さが必要です。いきなり「小雪級になりたい」は無理です。でも自分の素材の範囲内で最大限可愛くなる、というのは私は誰しも絶対可能だと思ってて、だからそれをやらないのはもったいないなと。
なんか変な話になっちゃったけど、私もまだまだやるぞーー! と思った展覧会でした。

というわけで、最近いろんな所に行ってきたけど、先日会話教室も一応のところ最後の授業をしてきたし、これからしばらくは家に引き篭り大作戦。でもせっかく話せるようになってきたことだし、落ち着いたらまた再開するつもり。そういえば、5月に一度立ち上がれないほど疲れた日があったけど、最近またなんだか調子悪い。なぜだか私には鬼門の5・6月。
それにしても・・・ワールドカップということで川平慈英の真似をする博多華丸がテレビに出まくってるので、「毎日ウザい」と言ったら、相方がたっぷり5分は見たあとに、「俺本物かと思ってた!」だって・・・。
アホかあぁぁぁ
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by bigblue909 | 2010-06-16 22:49 | エンタメ

ルノワール展 in国立国際美術館

金曜日の休みがとれたので、2度目の「たかじんのそこまで言って委員会」観覧に応募したんだけどハズレた。のでルノワール展に行ってきました(どこまで乱暴な方向性の違いだ)。
・・・って、誰がパネラーだったんだろ?といま公式ページを見てみたら、な、なんとビートたけしの文字が!!(これで関係者の知り合い観覧激増と推測)。しかも先週に続いて、委員会卒業生(?)の原口大臣。さらに田原総一朗まで呼んで! みんなでよってたかっていじめるつもりだな、面白そうやんかあああ、
んごおおぉぉぉぉぉ
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はあはあ、取り乱しました。というわけでルノワール。絵をこうやってちょこちょこと観に行ける環境になるまで、ルノワールは結構好きな画家だったんだけど、今ではそうでもない。いろいろ見る範囲も広くなったからね。
ルノワールは美しく着飾った女性や裸婦を描くことが多いけど、体つきはゴシック調の絵によく見られたような豊満なもので、乳房も大きくお腹にたっぷりと肉がついている。だけどそういうのを見ても「裕福な家庭で育って不自由なく食べて、福々暮らしたらこういう体になりましたの、うふ」という感じ。ドレスを着て色白の肌でニッコリ笑っても、美しゅうございますね、育ちがよろしいのでございますね、という感じなのだ。
だけどやっぱり、イイオンナってどこか根性曲がったような計算高さの上にあるものじゃないでしょうか。そういう邪悪なものが、ルノワールの女性たちにはない。だから色気もない。エロスという観点から言えば、あのギスギス骨ぼねとしたシーレの描く女性の方が、妙にそそるのはなぜなんだろう。あ、関係ないけどスペインの16~17世紀ぐらいの黄金時代は、女性たちは「胸が小さい方がよし」とされ、ドレスも胸部分がまっ平らになるような形のものが多かったらしい。その頃のスペインに行きたい。
だけども絵的に言うと、一見白のドレスかと思うようなものでも、よく見るといろんな色彩が組み合わさって白に「見せる」ルノワールはさすがだなと思う。ちなみにあの↑「団扇を持つ若い女」が手に持ってる団扇は、当時パリ博覧会で日本が紹介され、熱狂的に迎えられたからだとか。浮世絵はよく聞く話だけどこんなものまで! ビックリ。
今回約80点のルノワール作品が揃えられ、満足でした。そして意外だったのが、ルノワールって日本所蔵の作品が結構あるのね。一生土を踏むことはない極東の文化のかけら、団扇を描いてたルノワールが、100年以上も経って自分の作品がそこに行くとは思いもしなかったでしょうね。

ところで、なぜだかやることが裏目裏目に出てしまう日ってあるもので、この日がそう。この美術館への私のいつもの行き方よりももっと近い方法があると聞いたので試してみたら、迷って余計に時間がかかったし、帰りはいつもの行き順でと思ったら、来たのがいつもと違ったせいでまた間違えて時間がますますかかる。大阪駅には15分おきの新快速が出たばかりというタイミングで着くし、もうヘトヘトだったのでコーラでも飲みながら帰ろうとキオスクを見たら、(ク〇まずい)zeroカロリーのコーラしか売ってなくてあきらめた。
あ、一番ガッカリしたのが、美術展近くのイタリア料理店で¥500ランチをやってて、おお、これが噂のデフレの助長! 子羊肉のパスタとパンとスープで¥500?!と入ってみたの。うちの近くにはこういうのないし。そしたら・・・やっぱク〇まずい(泣) まずいぐらいなら良いけど店を出た後に気持ち悪くなっちゃった。子羊肉なんて得体がしれなくて、何個か食べてわきにのけた。パンも大きいだけでねっちょりしてるし、唯一青豆のスープだけ美味しかった。
デフレだ節約だってホントに世間はあんなまずいランチで満足してるんでしょうか? お弁当の方がよほど美味しいし、どうせお店で食べるならやっぱり倍の金額で美味しいものが良い。服も安いのを5枚買うのを我慢して、着て気持ちよくなるような良いものを1枚だけ買いたい。なんか、日本全体がもはや流行のように「安い、節約」という名の罠に嵌って、どんどん首をしめて楽しみも忘れちゃってる気がしてならないんだけどな。
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by bigblue909 | 2010-05-15 14:06 | エンタメ

「男鹿和雄展 トトロの森を描いた人」 in 兵庫県立美術館

a0031041_22323410.jpgスタジオジブリの映画の背景画を描いていた、男鹿和雄氏の展覧会に行って来ました。これは私よりも相方の方が乗り気で、最終日の2週間前の日曜日、込んでるだろうけど前回のだまし絵展ほどではないだろう・・・と行ってみたものの。さすが相手はジブリブランド、開始時間すぐに行ったのにすでに50分待ちの文字。ショック・・・さらにすごくなってる・・・(泣)
でも40分ほどで入場、スタジオジブリ以前にも「あしたのジョー2」「幻魔大戦」「はだしのゲン」など手がけていたというこの方、すごい。緻密なのにさらさらっと描いたような軽快感、これだけ描けたら人生楽しいだろうなあと本気で羨ましがってみる。
前にも何回か書いた気がするけど、私は風景画というのがあまり好きじゃなくて、人物の描かれないそれはまるで世界の終焉を思わせるような不気味な絵を書く人が多いから。だけどこの男鹿さんの絵は、人物が全く描かれてなくても「確実になにかが住んでいる」という安心感を与える。それはトトロのような妖怪(?)であっても、広島長崎に原爆が落ちた後であっても、「この世界に確かに生き物はいるんだ」と思えるのがすごい。

そしてジブリ作品の最大の魅力のひとつは、「この風景を見たことがある」という原風景を思い出させるところではないだろうか。「となりのトトロ」でさつきがメイを探して走り回る、田んぼのあぜ道の遠くに見える茜色の空とか、「おもひでぽろぽろ」の山形へ向かう駅の改札口、「平成狸合戦ぽんぽこ」の野のあちこちや。
そういうのが水彩画で優しく優しく描かれて、本当に綺麗だし心温まる。この時代にCGが全くなしの映画なんて無理だけど、それでもジブリの映画にあれだけの人が足を運ぶのは、昔の手作り感がまだ残っているからではないだろうか。少なくとも私はそうだ。どんなにストーリーや映像が凝ってて感心させられても、最初は物珍しさに足を運んだ全編CGアニメも、もうWOWOWで観るのさえ面倒になってきてしまって。

この展覧会、なにせ600点という展示品の多さで、観ても観てもまだある! という感じ、やっとこ見終えて出た所にはスタジオジブリのグッズ販売。数年前にジブリ美術館に行った時は、どうしても品薄な印象で面白くなかったお土産屋さんもだいぶ向上したらしい。だけど私、もしリトグラフがあったらほしいと思ってたんだけど、そういうのはやっぱり映画の著作権の関係なのか、売ってないのね。あったらバカ売れだと思うんだけどな。
さらにさらに、そのジブリ美術館から「3びきのくま」の展示館が出張、これが可愛いのなんのって! これだけ観て出た時には1時間半もかかっていた。
しかも怖いことに、隣の建物にまで延びた入場者の行列には、今度は140分待ちの文字・・・ひゃ、ひゃくよんじゅっぷん・・・。やっぱり、これは私の揺るぎない生活スタイルのひとつでもあるんだけど、
早起きは三文の徳
なのだ。いや、日曜日の昼を140分もうかうかと無駄にするのを考えると、一両ぐらいの得がある気が・・・。

数日前、この男鹿さんの展覧会は神戸で全国累計100万人突破を記録したそうで。ジブリだとかそういうのは関係なくしても、この人の水彩画にはやっぱり日本人の心を揺さぶるものがあると思います。
今回の神戸が最終らしいので、あと2週間、行っておかないと! という方は長蛇の列覚悟でどうぞ。私は今日はさすがにグッタリ。
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by bigblue909 | 2010-01-24 22:33 | エンタメ

「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」 inサントリーミュージアム

a0031041_23383677.jpgMUTEMATHのライブの前に、せっかく大阪に行くのでと、天保山で開催されている「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」へ。平日だったのもあるけど、今年行った美術展(ルーブルとだまし絵)が激込みだったのと比べると、嬉しくなるぐらいガラガラ。絵はやっぱりこういう状況で観たい。ちなみにこのサントリーミュージアムも、兵庫県立美術館と並んでお気に入りの場所。ここは比較的近年の、洒落た感じの画家のが多い気がする。そして隣に海遊館があったりして、観光気分でこれるのも良いんだよね。

とは言っても、内容的には良かったかというと、ちょっと期待外れ。なんと言っても、「クリムト、シーレ」と銘打つのは詐欺じゃないか? と思うほど二人の絵が少ない。最後まで観て、あそこにあったのだけだったの?! と愕然としたもの。きちんと表記するのであれば「ウィーン世紀末展」で十分だと思う。
だけどもやっぱり、大抵の人はあの↑クリムトの「アテナ」に満足したのではなかろうか。金色、クリムトの金色! ギラギラです。なのに高貴なのよねえ。アテナは芸術と戦いの女神、知恵と勇気というキーワードが、私の憧れを刺激します。そうなりたい、という理想の女性。
そしてこのクリムトの一画に、クリムトの弟エルンストの「宝石商」という絵があったんだけど、これがもう立体?!というぐらい浮き上がって見えて、細部の細かさも本当に綺麗でビックリ。やっぱり、才能は才能を呼ぶんだなと、こういう展覧会を観に行く度に思う。

そしていつもクリムトとセットで紹介されることが多いシーレ。こちらも作品はほんの少ししかなかった。私、この人の骨ぼねしい女性の体つきが好きじゃなくて、なにが良いんだろう? とずっと思ってて(やっぱりミュシャの描くグラマラスな女性の方が断然美しいもの)。だけど実際に絵を見てみると、技術的なこともそうだけど、その痛々しさがやっぱり目を引く部分はあるなと。
若くしてスペイン風邪で死ぬまで、あくまで主題は「自分」だったシーレだけど、歳をとったらまた違うものを描いてたのかなとも思う。20代までの「自分は何者か、自分はどうなのか、自分は!」という自意識過剰も併せ持った興味って、わかるなあと。それが薄れる30代になると、それこそが「自分」を苦しめる一番の原因だったんだということにも気づくんだけどね。
絵を見終えて2階のエントランスに降りたら、クリス・デヴィッテという人の写真が展示してあった。ケイト・ブランシェットやジュリエット・ルイスやヴィゴ・モーテンセンなどのハリウッドスターや、フランスのシャーロット・ランプリング、大好きな♪マギー・チャン、そして宮崎駿の写真まであったりして、こちらはさらっと見ただけだったけど面白かった。

というわけで、この美術展の感想ももう2週間近く前のものだし(汗)、なかなかPCに触れない。そしてやっぱりノートのキーボードは打ちにくい・・・早く打つときちんと押せてないことが多くて。
そして案の定、前のPCのホムペのデータがCDに落とせず。何回やってもエラーになる。どうせ更新頻度も僅かだし、この機会にホムペの方はやめようかと思ったけど、やっぱり映画や音楽や旅行の本気話しはblogではちょっと・・・と思ってしまうんだよな。データを移さなくてもできる方法はあるので、時間をかけて少しずつやっていこう。
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by bigblue909 | 2009-11-29 17:04 | エンタメ

「コロー 光と追憶の変奏曲」 in 神戸市立博物館

a0031041_13343244.jpg先週の金曜日に行ってきました。まだ開催されたばかりだし、結構空いてたかな。
私の周りには絵を観に行く人が結構いて、誰かのが来ると毎回感想を言い合うんだけど、「BBさんコロー行った? どうだった?」と訊かれると、こう答えてる。「絵! って感じだよ」って。
うん、絵だ。まさしく絵だ。これが手本というような絵だ。教科書のような絵だ。えだ。その辺りが、この前観たシャガールのと比べると、やっぱり面白さって点ではシャガールなんだよなあ。遊び心の差と申しましょうか。コローさん、人柄も良くて周りから慕われてたらしいので、そういうのも絵から滲み出てるというか。多分真面目で実直な、専務みたいな人なんじゃないかって。わけわかんないけど。絵ってホント生き様が出ますよね。

だけど、シャガールのような絵を見てると、「無理だ、私には絶対描けない。思いつきもしない」と思うんだけど、コローさんのを見てると、無性に絵を描いてみたい、と思う。いや、技術レベルで言ったらそれこそ真似するのは絶対に無理だけど、なんとなーく、こういうのなら私にも描けるかも、下手くそだけど、と思うのだ。
a0031041_1436219.jpg絵って、描き始めるとあっという間に時間が経ってしまうので、今の生活では挑戦する余裕がないんだけど、でも余生の趣味にしたいと思ってて、その気持ちを見ててかきたてられるのです。そういうのもやっぱり画家の力なんでしょうね。
あ、ちなみに私の韓国語の先生は美術が大好きで、よく絵の話しをします。描き方とか、教えてと言ったら教えてくれるかな? でもまあ、絵って結局はその人の感性であって、やっぱり最後は生き様なんだと思う。それは、教えてもらうものじゃないのだ。

ところで、コローの絵に混じってコローから影響を受けた画家たちの絵も飾ってあったんだけど、数年前に国立西洋美術館に行った時に「貸し出し中」となってて見れなかったルノワールの「木かげ」が今回来てて、なんだか可笑しかった。世の中はやっぱり、巡り巡って還ってくるのだな、何事も。
他にもモネやマティスやゴーギャンや、いろんな画家の絵もあったけど、今回BBが気に入ったのがシスレーの絵。
↓あれは私が持ってる笹倉鉄平氏の絵で、こういう人がいる温かい感じの絵が大好きなんだけど、シスレーのも同じものを感じた。なんとなく、コローの風景画は、私には温かみは感じられないので。よし、次はシスレーだ。こう書いておくと来るんだ、必ず。
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by bigblue909 | 2008-10-11 14:38 | エンタメ

「シャガール展」 in兵庫県立美術館

a0031041_22544191.jpg先週の日曜日に行ってきたんだけど、なんだかずいぶん前のことに感じてしまうわ。
シャガールは去年奈良まで行って見たけど、今回はロシアの国立トレチャコフ美術館と、パリのシャガール家から来た絵がメインなので、前回のとは全く違います。私のこの先の人生でロシアに行くことはないと思われるので、こういうのは嬉しいですね。
そんで久々の兵庫県立美術館だけど、やっぱりここで開催される美術展が一番好き。去年ショーケース&絵にガラス&一歩でも線から出ると注意される&眩しい照明攻撃に激しく失望させられた美術展。ここでは全くそんなことはないのです。ガラスの張ってある額に入れることさえ珍しく、裸のままの絵が多いし、光は高い天井からやわらかーくあたってるし、たまーに小さなガードレールはあるけど足元に線なんか引いてない。絵の具の質感間近から観放題、なんて嬉しい。

今回の目玉はやっぱり「ユダヤ劇場」の連作でしょう。小さな劇場の装飾のために描かれたもの。この<音楽>→
はシャガールの画集なんかにも必ず載ってる中の一枚ではないだろうか。実際はこの画像よりももっとずっと色が淡くてパステル調。この頃描かれたものはキュピズムを勉強してそれらも踏まえてるということだけど、確かに晩年になるほどタッチが柔らかくなるシャガールの絵で、あのコートのつぎはぎな立体感?はキュピズムと言えばそうですね。
この絵を見てたら小学生の娘を連れた母親が、隣で「また! いた!」と言ったのですよ。なんだ??? と指差す方を見たら、ズボンをおろしていきむおっさんが(画像では左上の家の脇で見切れてる)。「さっきと同じのがいる!!」ということだったので、初期の頃の絵のどこかにも描かれてたようだけど、よく見てんなあと妙に感心してしまった(笑) その後私も気にして尻だしおっさんを探してみたけどなく。初期の頃だけのお遊びだったのかな。a0031041_2353644.jpg
いや、尻だしおっさんはどうでも良いのよ。
去年その奈良での展覧会の時に「これはなかったけど」と例に出した
←この絵と、今回いきなり邂逅を果たし、おおおこれは! とビックリ。これは先ほどの「ユダヤ劇場」シリーズの淡さとは一転、この画像よりも油彩のタッチが濃厚でギラギラしてて、思ったよりも小さな絵なのにインパクト大。絵の具の赤さが印象的な絵で、やっぱり絵って、生で見ないとホントわからないものですね。この画像だと赤というよりオレンジに近いと思うし。
他にも今回はもんのすごいデカいタペストリーも数枚。あんなタペストリーを飾れるような家がどんななのかの方が興味があるけど、絨毯みたいな太い糸でシャガールの絵が縫いこまれてた。

「シャガールは‘幻想の画家’と呼ばれることを好まなかった、なぜなら現実にあるものを描いてたから」みたいな説明書きがあったけど、私たちには「メルヘン」に映るシャガールの絵は、本人にはこういう世界に見えてたんでしょうね。夢いっぱいだわ。とても現実的にものごとを捉える私には、こういうタイプの人はすごく羨ましい。
ところで一緒に行った相方によると、「シャガールの絵は暗い」んだって。私にとっては暗いっていうのはこの前のモディリアーニみたいのを言うのですが、これも人それぞれなのかな。
さて、次はコロー展です。空いてるであろう10月中に行っておきたいんだけど。
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by bigblue909 | 2008-09-28 12:08 | エンタメ

「モディリアーニ展」 in国立国際美術館

a0031041_9112843.jpgこの展覧会は別に見なくて良いかと思ってたんだけど、会社からタダ券をもらったので行ってみました。
と、そんな感じだったので、「結構良かったなぐらいで恩の字」みたいな心づもりだったものの、やっぱりこういうのは見たい! 好き! というmy前フリに比例してしまうのね。

←今回の広告塔がこれですから、どんなタイプの絵か? というのは想像できるわけで、実際行ってみても印象は変わらず。
何より私、絵では人物画が一番好きなんだけど、その人物画の中でも表情を決める最も大事なものは目だ! と、フツーに素人な着眼点なわけで、その点この絵でもわかるとおり、
目ぇないやん(泣)
と思うわけです。これは黒で塗りつぶされてるけど、他にはプルシアンブルーに色を変えてみたりしちゃって、ただ単にそれだけ。ツウな方はそれ以外の所に表情の欠片をみつけだして楽しんだりするんだろうけどa0031041_23143375.jpg、私にとっては全くもって面白くない・・・。
展示物の中で一番表情が豊かなのでもこんな感じ→

しかも、明るい色をたくさん使おう、パッとした色を使おう、ライフ・イズ・テクニカラー!byCOLDPLAYが好きなのに、これまた黒や灰色やダークブルーのオンパレード。なんでこの世にはたくさんの色があるのに、選ぶのがこれなんだろう・・・って、見れば見るほどどよーーんとしてくる。レンブラントなども暗い色を使うけど、ああいう重厚さと光を強調するためのとは別というか。モディリアーニ氏、享年35歳という若さでこの世を去ったらしいけど、あんまり楽しい人生ではなかったのかな・・・と思ふ。
ああやっぱり、ふくよかなバディと小悪魔的な活き活きした表情と、華やかな色彩とこれでもかとゴテゴテにデコレーションした、ミュシャの描く女神様が見たい。

とまあ、こんな感じです。ペーペーの私たちにもチケットが回ってきたということに、今回のこの展覧会の人気のなさが伺えるけど、土曜日だったからか人は結構入ってたかな。
でもついこの間まで、今年は一度も美術展に行く機会がないかなと思ってたんだけど、これから神戸にはシャガールとコローがやってきます♪ やった! 行くんだ! と会社で言ってたら、同僚が会社とは別ルートでシャガールのチケットを都合してくれた。ホントすごいなあ、言霊ってやつは。
ということで、今年もBBの秋は芸術の秋です。
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by bigblue909 | 2008-09-04 09:15 | エンタメ
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ビッグブルーの本気な無駄話。


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