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イルカが愛を確かめにくる、青い海の底の日常生活

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退院しました

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お気に入りの場所、ソファの上で寝る茜。脇の下に縫い痕が見えるのがわかるでしょうか。クロスステッチですね(違)

昨日、茜は無事退院しました。検査と手術をしてくださった先生は、昨日は学会出席ということでいなくて、じゃあ詳しい話も聞けないんだとガッカリ。代わりに対応してくれたのは40代ぐらいの女医さん。心臓の話をするんだけど、難しすぎてなにがなにやら・・・こっちが聞きたいのは、茜は淋しがってなかったか、痛がってはなかったか、お世話してくれる人にはちゃんとなついてたかとかそういうことなんだけど・・・。
おまけに研修の大学生が、ひどくトンチンカンなことをしたら、目の前で厳しい叱責。BBは引いてしまいました。でも茜にはめちゃめちゃ優しくて、もしかしたら究極の動物好きなのかもしんないけど(笑)、それでもあたしはもし手術をする前に対応してくれたのがこの先生だったら、あそこまで安心して託す気にはなれなかったろうなあと思った。

茜は、連れてこられてあたしの顔を見た途端、お尻をブルブル振って大喜びしていた。エリザベスカラー(傷口を舐めないようにつける円錐型の器具)を付けたままキャリーケースに入れようとしたら、激しく抵抗して、ピーピーと啼きながらあたしの膝に乗ろうとする。「抱っこしてほしかったんだねえ」と先生。
「帰るんだよ、茜」と言って、無理矢理キャリーケースに入れたけど、とにかくあたしの顔を見ると興奮が止まらない。駅までのタクシーの中でもすごい声で啼きわめき、おばあちゃんと言っても良い年齢の運転手さんは、「かわいそうに、その器具取ってあげれば?」と言う。
駅で一旦外に出して、カラーを外してしまった。傷を舐めるんだったらそれまでだ。とにかく今は、ただでさえ窮屈なキャリーバッグの中で少しでも快適にしてあげなければ。
本当は、メッシュ部分の窓をたまに開けて、暑くないように風を入れてあげなければならないんだけど、とにかくあたしの姿がチラとでも見えるとすごい声で啼くので、開けれなかった。電車の中でもしばらくキャンキャンと啼いてたけど、諦めたのか、後はおとなしくしていた。

家に帰ってきたら、あたしの姿を見た時ぐらい喜ぶんではないかと思ったのに、部屋の隅に座ったまま、ピーピーと啼き続けるだけで、どこか痛いのか、怒ってるのか、淋しいのか、よくわからなくてあたしも途方に暮れてしまった。
ソファにぬいぐるみとガムとおやつを並べて乗せてあげると、おやつをガツガツと食べ始め、おもむろに「ぎゃん! ぎゃん!」と何度も吼え、それからはいつもの茜になりました。なんだったんだろう、わけもわからず知らない場所に数日預けられて、痛い目にあった茜なりの反抗だったのかもしれません。

駅で外してから、エリザベスカラーを一度もつけてないけど、傷を舐めることもなく一安心。でもあまり歩かないし、元の生活に戻るのは、まだまだ時間がかかりそうです。
昨日は初めてあたしと相方の真ん中に一晩寝ました。暑がりなのでいつも冷たい床を選んで寝るのに、やっぱり茜も淋しかったのかも。
なんにしても、茜を全く見なかったのはたったの3日なのに、すごく長かったような。犬がいる生活は、温かいものです。
by bigblue909 | 2005-04-23 14:02 | 親バカ
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ビッグブルーの本気な無駄話。


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