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イルカが愛を確かめにくる、青い海の底の日常生活

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COLDPLAY 「美しき生命」

COLDPLAY 「美しき生命」_a0031041_154643.jpgまだまだレビューを書くほど聴きこんではいないけど(って言ってもかなりの回数を聴いてるけど)、あんまり間をあけてもなんなんで、とりあえず一筆。しかし、イマドキこれほど邦題をつけられるバンドも珍しいのではないだろうか。だけど「静寂の世界」、「美しい生命」・・・うまいですね。

まず、1曲目の「Life in technicolor」のから、すでになにかが違うなと思わせます。アジアやスペイン、いろんな国の曲を思わせる音の数々。最初の方の、特にセカンドアルバムの「静寂の世界」は、私の中では灰色やセピアのイメージが濃いんだけど、このアルバムはそれこそ天然色というか。
先行ダウンロードで配信された「Violet hill」、こんな良い曲を先に聴かせていいのか?! と思ったものだけど、なぜこの曲が選ばれたのかは、全体を聴いてみるとなんとなくわかる。この曲だけが、「今までのColdplay」の範囲内にいるから。
4曲目の「42」は、セカンドあたりに入ってそうな出だしなんだけど、途中からの変調は、あららダイジョブなんですか? というぐらいの変わりようで、やっぱりなにか剥けちゃったんだなと。ちゅるんと。暗いとかなんだとか、言わせておけば? って感じ。音楽はうるさくすれば良いもんじゃないから。

そして新生Coldplayを表す曲が、まさにアルバム名の‘陽’の部分をとった「Viva La Vida」。あのi-podのCM、あれを見るたびに私、まるで10代のように胸がトキメキます。コスモチックな映像もそうだけど、なんと言っても曲の美しさ、これでしょう。「美メロ」なんて言葉は好きじゃないから絶対に使わないけど、この曲を一言で表すには、私如きには書けない気がします。
5曲目の「Lovers in Japan」も、こんなに未来を感じる曲が今まであっただろうか。私には海岸線をずっとずっと自転車で走っていく情景が浮かびます。もう、クリスの胸をばかばかばか! と叩きたい気分。

そんな「Lovers in Japan」、このアルバムを買った時、私はまずなにをしたかというと、歌詞カードを見たのですよ。これがどんな歌詞なのか知りたくて。そしたら「大阪の日の出を夢に見ながら」・・・
ぅおおおおおおさかぁぁぁぁ
東京ではなく、大阪。なにか特別な思い出でも大阪にあるのだろうか、これはファンにとっては本当に嬉しい限りではないですか。そんな大阪で、サマソニでは必ずこの曲を歌って「Dreaming of the Osaka sun♪」と歌って盛り上がるんでしょうな。目に浮かぶようです。けど暑いからいかない。いや、どんなに暑くても単独ライブだったら頑張って並ぶけどな・・・。そんな私ももう2年にもなるのに7月15日という日にちを忘れずにいます。Coldplayを目の前で見た日。夢のような一日。

「X&Y」は、初めて聴いてから2年半経つけど、いまだ新鮮な感動を持って繰り返し聴いてます。このアルバムもそんな一枚になったら良いな。最近めっきり映画を観て泣くことは少なくなったのに、ふとした音楽に涙ぐむことが多いです。それは何百回も何千回も聴いたビートルズの曲でさえも。いや、だから余計そうなのかも。
by bigblue909 | 2008-07-03 10:09 | 音楽
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ビッグブルーの本気な無駄話。


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