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イルカが愛を確かめにくる、青い海の底の日常生活

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Intermission

3月に東京に行って、その時のことを書こうと思ったんだけど、帰ってから次々といろんなことがおこるし、日が経つにつれ記憶と書く意欲を失っていくし、数行書いては放置を繰り返してたら妙に長くなるしで・・・なのでblogもプチお休み状態となってた。でもせっかく書いたのを消すのももったいないし、ルミネtheよしもとまで書いて力尽きたのを下にアップしておきます。
東京に行ったのは3年半ぶりだけど、昔は行く度に懐かしかったり、良い思い出よりも辛い思い出の方ばかり甦ったり、愛憎渦巻く・・・という感じだったんだけど、今はもう世界の首都のひとつという感じ。ソウルとか台北とか北京とか、そういうのの中のひとつ。思考が完全に関西ベースになってるし、やっぱり神戸が一番良い。綺麗でこぢんまりして、食べ物もおいしくて。
東京プチ旅行は楽しかったです。こういうのから帰ってくるといつも思うんだけど、職場とかでまた誰かをいじめてる人とか見ると、改めて驚いて憐れになってちょっと笑える。楽しいことが少ない人なんだろうなと。そういうのについては別に書きたいと思うんだけど、でも別にわざわざ時間割いて発表することもないかと思ってやめちゃうんだよね。とにかくみなさん日々楽しいことして、誰かをいじめること以上に、誰かに憐れまれたりしないように生きよう。
というわけで、毎年バタバタするなと思うと4月なのだ。なんでだろう、不思議だ。
以下、先ほども書いたルミネtheよしもとの感想です。

↓               ↓               ↓

Intermission_a0031041_22205872.jpg先日、3年半ぶりに東京に行ってきました。
目的は「友達と遊ぶ」というのだけだったんだけど、何したい?と2組それぞれから言われたので、うーん…と考えた結果、ルミネtheよしもとと藤子F不二雄ミュージアムに決定。ちなみにこれを関西人に言うと、「なんでそこなん?」と言われる確率高しw 私は住んでたことがあるから、東京ってもうそんなに行きたいとこないのね。「じゃあどういうとこに行きたいの?」と逆に訊くと、目を輝かせて「代官山とか、自由が丘とか!…でも子供と行くとディズニーランドメインで、あとは下町ばっかり。浅草とか築地とか」と言うので、「築地で何すんの?!」「…朝ご飯」どんぶり持って? 爆笑。
関西人が「なんでそこなん?」という根拠には、なんばグランド花月があるのになぜ東京まで行ってというのがあるんだけど、NGKは出演者が渋すぎるんだよ! 私が行った日は平日だけど春休みだったせいか、びっくりするほど豪華だった。以下見た順番にそんな権限もないのにビシビシえらそうに斬ろうと思います↓
前ふり ざしきわらし これから売れる?かどうかはわからないけど、全員着席前のわさわさしてる中、5列目で私が「わっはっは」と思いきり笑ったら二人とも嬉しそうな顔を一瞬したんだけど、いや、今のそこまで面白くなかったと思って恥ずかしかった。
フルーツポンチ 売れ始めた何年か前のネタの記憶(村上がイヤな奴を演じるネタ)しかなかった上に、最近は実際の性格の悪さも垣間見えて全く期待してなかったんだけど、意外と面白かった。というか面白かった。
トータルテンボス 涙を流して笑った。M-1の決勝まで行った時は、2回目のネタなのでしつこいなという感じだったけど、なんで優勝できなかったの?と思った。調べたらその年はサンドウィッチマン優勝。まあしょうがないわね…。でも、ハンパね面白さだったな。あと、ボケの大村がテレビで見るよりカッコ良かった。
ジャルジャル 嫌いなの。前から。トータルテンボスの後だったしますますクールダウンしたんだけど、「頑張ってるんだな」と少し好感度はあがった。お笑いの感想にしては最悪かもしれないけどw うん、でもまあ頑張れよ。お前も頑張れよ。
サバンナ いつもの同級生ネタなんだけど、ゆるーい笑い。友達は高橋の顔を見て「テッカテカ! テッカテカ!」を連発してた(脂がのってた)。私はお笑い自体よりも、二人の服が一見カジュアルだけどいちいち高価そうで、センス良いなーと服ばかり見ていたw
インパルス ベテランだし期待してたのに全然。他の芸人は観客の方を見て、客いじりをしたりで楽しかったけど、二人で顔を見合ったままコントの決まったセリフをしゃべって終わった。生で見るメリットを全く感じず。繰り返しがしつこいし、オチの予想がつくし、この日一番つまらなかった。ジャルジャルの方がよほど面白い。
博多華丸大吉 本人達も「お子さん全然笑っとらんねー」と言ってたけど、子供が一斉に静まり返る大人ワールドw でも友達は涙を流して笑ってた。ちゃんと「ムムム」もやって嬉しかったし。この二人は漫才ももちろん面白いけど、人柄の良さが滲みでてるよね。
ここで休憩を挟んで第二部は吉本新喜劇、リードするのは大山英雄、顔を見てもいまいちわからなかったけど、「龍馬じゃき」でやっとわかった。FUJIWARA宮川大輔(高いししゃも・安いししゃもも披露)と出てくる度に、いちいちキャー!と歓声があがったんだけど、会場で一番、そして私のテンションもあがったのがやっぱり雨上がり決死隊宮迫! ちゃんと「宮迫~です!」もいろんな角度で5回ほどやってくれた。あ、もちろん蛍ちゃんも出てたよw 他には桂三度、これは名前が変わってたのを忘れてたので、思わぬおまけが出てきた気分。さすがに「サ~ン!」はやらなかったけど、細かいとこの表情がいちいち可笑しくて、さすがだなと思った。他にもいろんな脇役がいたけど、お約束満載ですごく楽しかった。唯一惜しかったのはFUJIWARAの原西がほんの数分で、最後にもう一度出てくるんだと思ったけど結局それだけだったこと。
とにかく、2時間本当にお腹がよじれるほど笑って、すごく楽しかった。やっぱりこの日のmyMVPはトータルテンボスかな。ここは東京に行く度に行きたい気分w 本場のはずの大阪でこの面子が集められないのはなんか悔しい。しょうがないんだけど。
# by bigblue909 | 2013-04-07 22:21 | エンタメ

2013年3月劇場鑑賞映画

映画のコーナーでねたばれの時は白文字で書いてて、これってスマートフォンでは読めなくて。でもそんなこた知らんと思ってたんだけど、自分で読み返す時も肝心のねたばれ部分が読めなくて困る。スマホからのアクセスも増えてる模様だし、どうすべと思ったんだけど、「ねたばれ」を赤太字、ってのにしたらどうだろう。良さそうだったら今までのもこれに変えようと思う。

愛、アムール ★★★
2013年3月劇場鑑賞映画_a0031041_21443634.jpgパルムドール、アカデミー外国語映画賞受賞と華々しい経歴を持つこの映画なんだけど、内容は全く華々しくなく。病に冒された妻を介護する老夫婦の話なので華々しかったらおかしいけど、このミヒャエル・ハネケ監督、前回の「白いリボン」もそうだけど、ストーリーテリングという観点からするとすっかり観客が置いてけぼりを食らってる気がするんだけどどうだろう。
比較するにはかなり乱暴だけど、去年観た中国の「桃さんの幸せ」も老後の介護というテーマだったものの、こちらは淡々とした中にもいろんな出来事があり、観ていて全く飽きなかった。この「愛~」の方も淡々と介護場面が続くけど、とにかく退屈で退屈でしょうがない。観ている私の感性が乏しいと言われればそれまでだけど、最近ストーリーテリングを重視する私としては、映画なのにこんなで良いのか?と疑問を抱く。
高齢化社会の日本では、この映画よりも悲惨なことがあちこちで起こっていて、たった数分のニュースで伝えられることでさえ、この映画よりも想像力が膨らむ気がする。映画の中で起こることは、ああ、そうなんだろうな、そういうふうに感じるんだろうな、とは思えるものの、全て予測の範囲というか、まるでドキュメントをわざわざフィクションとして作り変えているかのようで、よく言えばリアリティ溢れる・・・という感じなんだろうけど、それを映画と呼びたくない。最近そういうスタンスで映画を観る私だ。
終わって劇場を出る時に、老夫婦が「しんどいの観たな」と感想をもらしてたのが印象的で、そうね、夫婦で観に来るには楽しくないわね、、、と思った次第。とにかく、ハネケ監督の「ファニーゲーム」から「隠された記憶」までの作品を思い出すと、優れた映画と評価される基準てなんだろ?と疑問を持たずにいられない。
この映画を観に行った同じ日・同じ時間に、「千年の愉楽」初日舞台挨拶で高岡蒼祐だけ再来館してた。二回観るのもなと思い「愛~」の方にしたんだけど、このぐらいの映画だったら「千年~」をもう一回観た方が全然良かった。舞台挨拶を写真で見るとガラガラだった様子。行けば良かったな。



二郎は鮨の夢を見る ★★★☆
2013年3月劇場鑑賞映画_a0031041_21464820.jpg
私は食べ物の中で唯一苦手なのが生の魚(あの生臭い匂いがどうしてもダメ)という人間なので、鮨は私にとってご馳走ではない。おまけにラーメンでもなんでも、頑固親父がカウンターの向こうからじっと見ているような店も嫌なので、この「すきやばし次郎」を訪れる機会は絶対にないと思う。
さらにさらに、一時期燃え尽き症候群になりそうなぐらい働かされた時期があり、それ以来仕事が最優先事項になるような生活はやめようと誓ったこともあり、「仕事はあくまで生活の糧を稼ぐ手段」としか思っていない私は、これまた二郎さんから見れば屁たれ以下の存在かもしれない。 そんな私でも、仕事に情熱を注ぐ人を傍で見るのは気持ち良い。それが嫌らしく利益をあげるためだけじゃないならば。二郎さんは「正月休みが長くて苦痛」なぐらい、働くことが好きなのだ。
ネットで「すきやばし次郎」で検索をかけると、それこそ賛否両論でいろんなことが書いてある。そもそもこのお店もミシュランで三ツ星をもらうまでは、静かに支持を得るお店だったみたいだし、どんなことでもおおっぴらに認められるというのは諸刃の剣みたいなものではないのかな。結局、食べ歩きが好きな人は批評するのも楽しみのひとつなのだろうし。私がこうやって映画をなんだかんだと書くように。あ、そういえば一度だけ二郎さん並の職人パティシエがいる店に入り、腕は確かなものの禅問答でもしてるような息も止まりそうな接客態度に笑いを禁じえなかったことがある。あんなすごいデザート食べたことなかったけど、また行くのは怖いw
なんだか的外れなことばかり書いてるけど、まあ、批評的に映画の話をすれば、評判ほど面白くもないw 厳しくも温かい寿司屋だけど、ただたまたま二郎さんの店が星3つなだけで、こんな頑固でこだわりのお店は、ジャンルを問わず日本にはまだまだあるんだろうな。でも最後の方でねたばれ→「最初にミシュランが来た時に握ったのは(長男の)禎一さんだったんだよね」←ねたばれ終わりと言っていたけど、あの剽軽で人の良さそうなご長男の代に変わった時に、食通ぶった人らがしたり顔で「味が落ちた」とか言うのに先制攻撃をかけたようでちょっとニヤリとした。うーん、でもやっぱり、絶対食べた気がしなさそうな店だなw
今月WOWOWで、スペインの閉店した超人気レストラン「エル・ブリ」を描いた映画が放送される。西洋の料理人の真髄がどんなものか、二郎さんと比較しながら観るのを楽しみにしている。



アルゴ ★★★★
2013年3月劇場鑑賞映画_a0031041_17394898.jpg今までアカデミー作品賞のここ20年のものは全部劇場で観た気になっていて、なので「アルゴ」受賞には大いに慌てたんだけど、ネットで過去の作品賞を見返したら実はそうではなかった。ブレイブ・ハート、イングリッシュ・ペイシェント、ミリオンダラー・ベイビー、ディパーテッド。劇場に行ってなかった。なのでアルゴも行かなくても良いやと思ったんだけど、再上映も速攻で決まり、他の候補作で公開になってるものにそれほど興味が持てないので、観に行くことにした次第。
でも観る前からなんとなくわかっていたのは、多分これもええ話や!とは思えても、深く胸を打ったり、考えこんだりするものではないだろうということ。もちろん過去に作品賞を受賞したものの中には大好きな映画もたくさんあるけど、最近の傾向としてハードな内容のものをアカデミー賞になどしていないので。
なのでほぼ予想通りというか、観終わった後は面白かったなと思ったものの、もうすでに記憶にない。実話のデメリットのひとつは、展開がわかりきっていて、尚且つそんなに大きく脚色もできないことで。ラストの飛行機とのデッドヒートは映画的でハラハラしたものの、飛び立てるのはみんなが知ってるんだし。
先日の「ゼロ・ダーク・サーティ」同様、ずっと画面が茶色もしくはグレーのイメージで、でもなんだか劇画風のアルゴと、真面目一徹のゼロ~と、足して2で割ったらちょうどかも?という感じ。他の候補作をまだほとんど観てないからなんとも言えないけど、この選択がベストだったの? 無難すぎると思うんだけど、まあそれがアカデミー賞と言われたらそれまでか。ただこの映画、海外ドラマファンにはたまらないキャスティングだったよね。ドラマの政府高官・弁護士役が多い人ばかり集めた感じで。
それにしても、WOWOWで放送したアカデミー授賞式で、映画評論家が「ベン・アフレックは若くして脚本賞を獲って、すごく人気が出たもののいろんな女優と派手につきあって、嫌われて仕事もなくなってしまったんです」と的確な解説をしていて笑ったw 毎年なんらかのドラマを作らずにはいられないアカデミー賞だけど、今年は「一度は落ちたアフレックが監督賞ノミネートもされなかったのに作品賞獲ったとしたらいかにもハリウッドサクセスストーリー」なので一票、という匂いがぷんぷんするのは私が偏見の塊だから?
それに「ザ・タウン」の時も監督業に徹すれば良いのにと思ったんだけど、役者で作品に恵まれないから自分で良い役を作って出るんだ、ともし言われたら健気な気もする。なんにしても、今年のアカデミー授賞式は我が家では、最後に涙ぐみながら話すベンを見て「腹立つわあ、腹立つわあ」の連発で終わったw
# by bigblue909 | 2013-03-18 21:45 | 映画

社会人のための(役に立たない)英検2級取得の道

社会人のための(役に立たない)英検2級取得の道_a0031041_1515086.jpg今さらなのですが、わたくしこの度、英検2級に合格しました。合格発表の朝、夢の中に「学問の神様」が出てきて、お祈りしたらニッコリ笑って目が覚めたので、あ、合格なんだなと思った(実話)。30cmぐらいの、ちいさいおっさんみたいな神様だったよ。
試験を受けてみようかと思いついたのは去年の8月で、今年転職を考えてるものですから、履歴書に書ければ良いなーなんて思ったのが始まり。イマドキ英検なんてのも流行らないんだろうけど、TOEIC何点とかよりも、やっぱり英検て書いた方が、英語を勉強してない人はわかりやすいんだよね。ちなみに英検は高1の時に強制的に3級を取らされて以来、受けたこともなかった。
ターゲットを1月に絞って一次試験に臨んだものの、まず受験地の選択から失敗。てっきり最寄の駅近の会議室ででもやるのかと思ったら、遠い田舎の駅で降りて20分近く歩いたところにある大学内。都会なら社会人率もあがるんだろうけど、見渡す限り中高生(と小学生ちらほら)という状況に、来なきゃ良かったという後悔がひしひしと。私の他には40代の男性が、前の方でちいさーくなってた。わかる、わかるわあ。だからね、2級の合格率約25%なんて数字はまやかし。あの顔ぶれでもっと高かったらおかしいでしょう。

心配だった筆記試験は終わった段階でこれならいける!と。逆に難易度は高くないものの、70分の筆記で疲れたすぐ後に30問のリスニング試験で、これはきつかった。韓国語の時は20分の休憩があったから、必ず飲み物とチョコレートで糖分補給したし、休憩がないのであればリスニングを先にするべきでは。筆記ですっかり安心&慢心したからか、ラストの10問で集中が切れてパニックをおこし、落ちるかも!と考えて頭が真っ白になってしまった。答えあわせをしたらその部分もちゃんと当たってたんだけど、あれは怖い瞬間だった。
無事一次合格の通知が来て、二次の面接は受験地を神戸に申請し直したので、神戸で受けられた。前回中高生の山を見たので、二次は全くやる気を失っていた。だって一次を通ったって言ってもほとんどあの中高生で、その中の80%が受かるんでしょ? と思ったら、通らないはずはないと思って。なのでほとんど緊張もなく(筆記前の方がよほど緊張した)、30分ほど待って面接。でも終わった時の感触が悪くて、やばいな・・・と思ったら、案の定ギリギリの点数。すごく後味の悪い合格だった。
それにしても、一次も二次もだけど、係員の声が「ああ?!」って下品な訊き方したいぐらい小さかった。目の前にいても全く聞こえないぐらい小さいし、恥ずかしそうにモジモジしてる。スーツの男性や私が年上だからかと思ったけど、中高生にも恥らってる。意味がわからない。嫌ならやらなきゃ良いのに。場違いなとこで自意識過剰にモジモジしてる人って、見てる方が恥ずかしくなるよね。

一応私の勉強法を書いておきます。
去年の8月の段階の私の英語力は、英検HPの過去問題をやってみたところ、リスニングはほぼ問題なし、けどリスニングで満点近く取らないと、筆記でギリギリ合格か落ちるか、ぐらいのレベルだった。けど知らない単語が多いだけで、覚えればなんとかなるかもと思った。
なのでamazonの中古で合格対策本を二冊購入、これを12月までの4ヶ月でちびちびと解くのと平行して、ひたすらi-know!で単語を覚えた。これだけ。私はこのi-knowは勉強というよりゲームに近くて、性格的にムキになって毎日「学習アイテムゼロになるまで!」とやってるうちに、いつの間にか単語を覚えてたという感じで。リスニングも、それまではいろいろやっていたけど、このi-knowの例文をヘッドホンで聴いて一緒に音読、のみになった。というか、これをやっているとまた別に英文を聴いて・・・という気力がなくなってしまう。
実際i-knowで覚える→対策本に面白いぐらい出てくる、というサイクルで、やればやるほどこの前覚えたばっかりやん!とウフフ笑いが止まらなかったんだけど、今まで私が薦めた二人は、どちらも「やってみる!」と言ったきりこのことには触れないのでダメだったらしい。勉強法は相性があるのでしょうがないけど、もったいないなと思う。いまやってるのは英検準1級、TOEIC700点辺りの単語で、私には本当に合ってる勉強法なんだけども。やったことないけどDUOも良いらしいね。
長文を読むのに慣れてないのだけ心配だったけど、英検サイトに登録しておくと、試験2週間前ぐらいに限定で練習問題が解けるページにアクセスできるようになりこれを利用。本番さながらの問題が7日間ぶんあり、1週間前から毎日ひたすらこれを解いた。すごいボリュームなので全部はできなかったけど、ここで結構な量の長文を読む練習になったのはありがたく、おかげで本番では10分ほど時間が余り、見直しの時間もできた。

二次の面接の方は、対策本とネットでの情報を読んだぐらいでほとんど何もしていない。話すというのは日頃の積み重ねだし。ただ、ネットで見てると中高生は学校で教師が何度も練習をしてくれるらしいので、こればかりは社会人は不利かも。
readingで頻出の単語、allow(アローではなくアラゥと発音する)なども、i-knowで音読しながらやっていると自然と身につくし、実際このallowは私の時も出てきた。でも次の質問は音読に気をとられて内容が把握できずpardon?を2回発動し適当に答え、3コマ漫画のストーリー作りはグダグダ、大学生のアルバイトについてどう思うかと、ソーラーパネルは今後増えるかという質問だけ、はきはき答えた。帰り道は不安いっぱいでしょうがなかった。結果、恥ずかしながら点数を公開すると、
reading 4/5点
Q&A 14/25点
attitude 2/3点
20/33点(合格点19点)
自分的にreadingで満点をもらえなかったのは痛かった。予想ではQ&Aの内訳は2,2,2,4,4,ではないかと。最初に20点という点数を見て激しく落ち込んだんだけど、よく考えたらあのぐだぐだの受け答えでQ&Aで14点もらえたのはラッキーだったかも。議論になりがちなattitudeは、私の場合入るときにノックするのを忘れたし、特にニコニコもしなかったし、積極的に話そうという姿勢もみせなかったし、けど2点もらえた。1点に違いないと思ったけど。面接官は50歳ぐらいの日本人女性でした。
んー、他の人のを見てないからなんとも言えないけど、多分話すのが得意な人と、苦手で黙り込んだ人以外の真ん中ぐらいの層は、話した内容的にさほどレベルは違わないのではないかと。そこからの点数の伸びしろは、話せないけどひねり出してます!というアピールがどれだけ出来るかなのでは。私は多分「やらなかった方」だと思う。にしても、私が躓いた短文内容把握と漫画ストーリーは、練習すればなんとかなるだけに、慢心せずやれば良かったと思う・・・。

というわけで、社会人になっても英検を頑張りたいという人の役に少しでも立てばと思い書いてみた。2級は最初の砦みたいなものだけど、それでもアメリカやオーストラリアへの留学証明になるみたいだし。2級ぐらいまでは単語力が物を言うのではないかと想像。実際、私も単語を覚えただけで飛躍的に点数があがったので。一次が終わった時点では準一級も頑張ろうかと思ってたけど、やっぱり英検は面接がねー(汗) 英検はもう受けないにしても、私の課題はスピーキングだと思った。次は6月のTOEICをターゲットに頑張ろうと思います。
# by bigblue909 | 2013-03-10 20:34 | 語学習得への道

海外ドラマ、いま何を観てるか

ドラマのこともだいぶ前に書いたきりだしと、ちょっと前に「グレイズ・アナトミー8」の感想を途中まで書いてアップしたらシステムエラーで消えてしまい、ガックリとやる気をなくしたんだけど、いま私が何を観てるかというのだけでも書いておきたいなと。だって、一年越しの交渉の結果、
☆やっとD-lifeが観れるようになるんだもの☆
勝ったわ。勝ったのよ。

というわけで、ここ2年ぐらいは新しいものを観ることもほとんどなく、「グレイズ~」「プライベート・プラクティス」「デスパレートな妻たち」の新シーズンを観て、「LOST」と「グレイズ~」を最初からGyaoで観直して・・・という感じだった。新しいのは「リップスティック・ジャングル」と「TOUCH/タッチ」ぐらいだったかな。「リップ~」私は結構好きだったけど、シーズン2で終わっちゃったんだよね。
とにかくWOWOWでの映画ラインナップの充実がすごくて、ドラマまで時間が割けない状態だったんだけど、前述どおり、これからはD-lifeでドラマを観る機会もぐんと増えそう。

LOST
Gyaoでシーズン2まで終わったとこなんだけど、3からはD-lifeで観れるのでホッとしている。やっぱりPCでの視聴ってキツいから。
そんで内容的にもやっぱりキツい。このドラマは2と3辺りをどれだけ我慢できるかが分れ道ではないだろうか。もうだいぶ前のものだからネタバレで書いちゃうけど、特に2はいま観ると、高視聴率にあやかって引き伸ばした後付エピソードなのがミエミエで、その証拠に2で出てきた人はベンとデズモンドを除いてみんな死んじゃう。丸々なくてもどうにかなる。これからまた3がぐだぐだ続くんだと思うと本当にうんざりするけど、やっぱり4からの展開を観直したいから我慢するしかない。
でも私はこのドラマ、あの島の科学的なことや不思議なことは全くのまやかしで、精神的な部分が大きいと思っていて、それだけでかなりの部分が解決できる。ダーマイニシアチブのビデオでもはっきりと「これは心理テストです」と言っているし。
昔の感想に「蝿の王みたいなドラマになるのかと思ったけど違った」と書いたけど、物質的な面で蝿の王にはならなかったけど、精神的にやっぱり蝿の王なのだ。人が集まったら本人たちが意識せずとも宗教のような概念を持たずにはいられないし、その教祖がベンや道厳だし、ジャックとロックはそれになりたくて争ったのだし。
それにしても、私はやっぱりジャックがきやい。

Dr.HOUSE
これも民放で2を観終えて以来ぱったり放送しなくなったけど、ちょうど良いタイミングでD-lifeで3から観れそう。でも最初の数話を逃すので、レンタルしてきて観た。今まで吹き替えだったから、ハウス先生が英語しゃべってる!という感じw でも吹き替えから字幕になるといつも思うけど、笑いは少なめになる。
基本的にオムニバスドラマは観ないことにしてるけど、やっぱりこれは好き。あの優秀なんだか愚直なんだかわからない3人の部下も懐かしい。これから全部観れる、嬉しい嬉しい♪
余談だけど、シーズン3てアメリカでは2006年放送だけど、すでにいま日本で流行の(?)アスペルガー症候群という名前が出てきた。やっぱりこういうメンタル方面はアメリカって抜群に早いなと思う。でも日本はこういう言葉が先行して、自らそれに当てはめて自滅するめんどくさい人が多いと思うな。

リベンジ
これは最近やってたシーズン1の再放送には間に合わなかったので、2の放送までにレンタルで観れたら良いなと借りてるところ。実際はどうかなんて知らないけど、こういうお金持ちやビッチやサノバビッチな白人がわらわら出てくるドラマが大好きw 期待。期待。

そして、やらない時は全然やらないのに、いきなり一斉にあちこちでやりだすのも海外ドラマの特徴・・・
ゴシップ・ガールのシーズン2が、民放で放送が始まった。これはだいぶ前にレンタルで少し観たんだけど、ゴシップ・ガールって妙に人気がある割りに1本ずつの品揃えしかなくて、借りに行ったのに貸し出し中などが続き、面倒になってやめてしまって久しく、ちょっと気になってたのだ。
リベンジ同様、こういうク○アマがわらわら出てくるドラマになると俄然テンションがあがる私w やっぱり面白い。SよりもBが好き。BはDr.HOUSE3でハウス先生をストーキングするティーンネイジャーで出てきてビックリ。金髪だから最初気がつかなかった。
そういえばS役のブレイク・ライブリーってダンと実生活でもつきあってたんだよね。自分の彼女がそのあとディカプリオとかとつきあったってどんな気分なんだろ。と要らぬ想像をしてしまうんだけど。Jのテイラー・モンセンも正真正銘のク○アマになっちゃったし。普通ドラマを観てる途中で実際は誰と誰が仲悪いとか、誰が性格悪いとか聞きたくないものなんだけど、良い。こういうドラマでは許す。むしろ箔がつくw

あとはとおぉ~い昔にシーズン1だけ観たブラザーズ&シスターズの2にも間に合いそうなんだけど、こちらは吹き替え版が月~金毎日放送なので、観出したらかなりキツいことになるのは目に見えてるのでビミョー。ちょっと考えておこうと思う。
と、なくても生活に支障ないけど、あるとやっぱり楽しいもの、それがドラマ。いろいろ楽しみ♪
# by bigblue909 | 2013-02-28 15:45 | ドラマ

2013年2月劇場鑑賞映画

映画ミニコラム⑤
この前テレビでインドの年間映画製作本数がすごい・・・というのをやっていて、まあこれは映画ファンの間ではよく知られた話だけど、驚いたのが邦画の制作本数。具体的な数字は忘れてしまったけど、例えばこれはネットで拾った2009年の資料で、インドが1288本、アメリカが694本に対し、日本が448本。私が見た割合も大体こんな感じだった。ハリウッドという黄金システムがあり人口が倍のアメリカに、3分の2ほども迫る本数。日本人てそんなに映画を観る国民だった??
これはどこの国でもそうだと思うけど、公開されずお蔵になるものもかなりあり、実際は年間700本とも言われてるらしく。それってどうなの? 昨今の個性って良いよね、当たるかわかんないけど作っちゃいなよ、ユーやっちゃいなよ、みたいな風潮が表われた数字? 普通に数本分の予算を合わせて、知恵を合わせて作ったら良いものも生まれるんじゃないか、と思うんだけどな。
だけど先日の2012年ベストでも3本選んだけど、ビデオで観る邦画の本数もかなり増えた私。この監督のは観ようかというのも当然あるし、原作を読んだからとか、好きな俳優が出てるからとか、どんどん選択範囲が広くなってきた。
そこで気がついたのは、例えば去年観た「アントキノイノチ」や「八日目の蝉」とか、いま思い出すとなんであんなに泣いたんだろ・・・?と思うけど、観てる間はなぜだか泣きツボにはまり、一度泣き出すと何を見ても泣けるみたいな現象が、洋画に比べて邦画が断然多い。それはやっぱり風景や音楽などでノスタルジィをくすぐるんだと思う。逆に「告白」みたいのは外国でやったら興味津々で観れるけど、日本でやると生々しくてイヤになってしまう、というデメリットもある。
でも良くも悪くもアイデンティティに肉迫する感じがたまらなく、今月もまた邦画で始まります。のうぞ↓

ゼロ・ダーク・サーティ ★★★★
2013年2月劇場鑑賞映画_a0031041_20585892.jpgこの手の政治・戦争・史実絡みの映画はいつもそうだけど、おっさん率がグンとあがる。仲良しで徒党組んで来る人、途中で弁当食う人。それがおっさん。そして同じ方向性の映画の予告をやるけど、「L.A.ギャングストーリー」の予告を観て、言うぞ、言うぞと思ったら、やっぱり言った、「これも面白そやな」。それがおっさん。
というわけで、キャサリン・ビグローがまたまた男前な映画を撮ってくれましたわ。2001年のあの日から、ビンラディン殺害までの出来事は全て、なんだか映画を観ているようですごかったよね。キャッチフレーズに「世界は真実を目撃する」とあるけど、そんなこともないと思う。別にこの件に詳しくはないけど、誰もが知っている例をとると、当時ニュースで「ビンラディンが穴に隠れていたのを引きずり出して殺害」と言っていたけど、この映画を観るとそうではない。
ねたばれ→なぜ命あるまま捕まえて、テロの全貌を尋問しなかったのか?という疑問をあの時みんな持ったと思うんだけど、この映画で答えがでるのかと期待したのに、あっさり(それも寝室にいるところを!)殺してしまうし、またそれを前もって指揮したかも描かれていないから、一番知りたかった部分はうやむやなままだった。とは言ってもネイビーシールズのマッチョぶりや、ブラックホークが墜落するような映画的なワクワク感はきちんとある。なんて、ワクワクなんて本当はしちゃいけないんだろうけど。
そして私的に一番面白かったのは、地味な実績だけをあげようとする上司に食ってかかったあと、パキスタン側からその上司がターゲットに遭い、「テロリストのリークかしら?」と言ったマヤに、次の上司が「前任者から君には逆らわないように言われた」と当てこすりを言うシーン。あまり感情をむき出しにせず、淡々と撮るビグローの映画の中で、このシーンだけ普通のサラリーマンみたいな嫌らしさがリアリティ溢れてて良かった。←ねたばれ終わり
すごく良かったし見ごたえも十分なんだけど、数日で興奮が薄れていくところが、ビグローのクールな演出ぶりが裏目に出やすい部分かなとも思う。



ふがいない僕は空を見た ★★★★★
2013年2月劇場鑑賞映画_a0031041_17425198.jpg内容も全くわからないんだけど、なぜかこの映画は絶対観なくちゃと思っていた。2012年ベストのコメントにも書いたけど、この映画に出てくる人達はみんなこんな奴いるの?という感じだし、おこる出来事もこんなことあんの?というものばかり。でもこういうのって、起こったことがどうこうよりも、それに対して感じることが解かるかどうかなんだと思う。余談だけど主演の永山絢斗を見て「瑛太の鼻と似てるな」と思ったんだけど、帰って来てネットを見て弟と知ってびっくり。鼻てw DNAってすごい。
その永山と田畑智子の視点から、それぞれを描いていくんだけど、始めの方で永山からもらった弁当を、窪田正孝(平重盛ね)演じる福田がゴミ箱に捨ててしまい、え?と思うんだけど、この辺りが複線となり、突然福田目線のストーリーも展開される。アニヲタ・コスプレの人妻と、それに惹かれる男子高生よりも、この福田には私はすごく興味をひかれた。
ねたばれ→なぜって私も団地で育ったくちで、ああいう風に「団地の子が」と一戸建て住宅地の人達によく言われたし、ここから抜け出したい、という強い気持ちも持っていた。だから卓巳の親友だと人には思われていたけど、恵まれているくせに自ら脱線してそれすらなんら対処できない卓巳を内心軽蔑していた福田の気持ちはすごくよくわかる。そして「洗礼」を受けた卓巳をやっと本当に受け入れる気持ちになったことも。でも個人的に思うのは、子供の頃は絶対思えなかったけど、ああいう生活を体験しておいて良かったと。世の中には貧困を理解できない人が本当に多いから。でもまあ、そう思えるようになったのは、こうして何不自由なく贅沢に暮らせるようになったからなんだけど。←ねたばれ終わり
そしてこの映画は、表面で何をしていようと、根本はこの世に人間を産む・産まれるということを描いているのが素晴らしいのだ。そんな深遠なテーマが、この人達はどうなるのか・・・と追い続けるうちにふっとわきあがるのが。
タナダユキ監督作品は数年前に「100万円と苦虫女」を観た以来なんだけど、他の作品も機会があったら観てみたいですね。
# by bigblue909 | 2013-02-25 20:59 | 映画
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ビッグブルーの本気な無駄話。


by bigblue909
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